学校が再開し、登校する市立園部小の児童ら(15日、京都府南丹市で)

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 安達結希(ゆき)君(11)が通っていた市立園部小では、事件を受けて児童の安全対策やケアに力を入れている。

 同小は、遺体発見翌日の14日は臨時休校としたが、15日から授業を再開した。市教育委員会によると、17日まで午前だけの短縮授業とし、登下校は警察官やボランティアらが見守る。

 普段は1人のスクールカウンセラーを2人に増員。勤務日数も週1日から4日に増やし、必要な児童らと面談してサポートする。

 また、保護者らの要望などを踏まえ、持ち込みを原則禁じていた携帯電話やGPS(全地球測位システム)機器の持参も許可するといった対応を進めている。

 また、結希君が行方不明とわかった3月23日に学校で出欠確認が不十分だったことから、市教委は、市内の各校にも出欠確認の徹底を要請した。学校周辺の死角を減らすため、防犯カメラの増設を準備している。

 15日に記者会見した国府常芳・教育長は、「かけがえのない命が失われた悲しみに心よりお悔やみ申し上げる。不十分なところを改め、子どもたちの安心安全な学校生活を守りたい」と述べた。