グループ設立を明らかにした自民党の石井準一参院幹事長ら(右から2人目)(15日、国会内で)

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 自民党の石井準一参院幹事長らは15日、国会内で記者会見を開き、参院の党内グループ「自民党参院クラブ」を設立したと明らかにした。

 入会したのは40人超で、少数与党にある参院での結束を固め、安定した党運営につなげる考えを示した。人事や党総裁選には関与せず、旧来の派閥とは一線を画す方針だ。

 記者会見には西田昌司、渡辺猛之、上月良祐の各参院議員が同席した。石井氏は、存続する派閥が麻生派だけになった現状を踏まえ「議員が緩やかにつながり、意見交換や相談できる場を提供する」と語った。「力を合わせ、高市政権を支えていく」とも強調した。

 石井氏がかつて所属した旧茂木派のほか、旧安倍派や旧二階派などからも参加した。自民参院議員100人の4割超を占める規模となるが、石井氏は人事に影響を与えたり、総裁選対応で縛りをかけたりはしないと説明した。定例会合は開かず、他グループとの掛け持ちも認める。

 2月の衆院選後、党内でグループ化の動きが活発になっているが、大半の派閥が解散して以降、参院でのグループ結成は初めてだ。