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 ◇ア・リーグ アスレチックス1─0ヤンキース(2026年4月9日 ニューヨーク)

 アスレチックスのジェフリー・スプリングス投手(33)が9日(日本時間10日)、敵地でのヤンキース戦に先発し、7回1安打無失点の快投でチームを連勝に導き、カード勝ち越しを決めた。

 スプリングスは宝刀チェンジアップを中心にヤンキース打線を翻弄。3回に失策と四球で2死一、二塁のピンチを背負ったが、相手主砲・ジャッジを直球3球で追い込むと、4球目、チェンジアップを外角に沈めて見逃し三振に仕留め、仕事をさせなかった。

 大リーグ公式サイト「MLB.com」によると、6回まで相手打線を無安打に抑え、ノーヒットノーランの期待がよぎったが、スプリングスは7回途中まで無安打だったことに気付かなかったという。

 7回、先頭・ベリンジャーへの投球の際にバランスを崩し、トレーナーがマウンドへ駆けつけたところでスコアボードを確認。「何イニング目なのか分からなかった」「ノーヒットノーランだったことも気付かなかった。ただ一球ずつ集中していた」と初めて無安打だったことを認識した。

 この回、ライスに右前打を許し、快挙はならなかったものの後続を断って7個目の「0」をスコアボードに刻んだところでお役御免。それでも7回93球を投げ、1安打2四球無失点と堂々たるピッチングを見せた。

 スプリングスの好投に刺激を受けた救援陣も無失点で踏ん張り、7回に打線が奪った1点を守り抜いてアスレチックスは1─0で勝利した。

 1─0でヤンキースに勝利したのは1979年4月25日以来で、敵地ヤンキースタジアムでのカード勝ち越しも2016年以来という。