久保が決勝トーナメント進出を決めたスペイン戦を振り返り率直な思いを述べた。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 日本代表は12月2日、カタール・ワールドカップの第3戦でスペイン代表と対戦し、2−1の勝利。2018年のロシア大会に続く、史上初の2大会連続の決勝トーナメント進出を果たした。
 
 日本は11分にアルバロ・モラタに決められ痛恨の失点。それでも48分、敵陣でのボール奪取から途中出場の堂安律が強烈なミドルを叩き込み、同点に追いつく。
 
 勢いに乗ると、51分には田中碧が勝ち越し弾。左サイドからの三笘薫の折り返しをゴール前で押し込み、逆転弾を決めた。
 
 このゲームに先発出場した久保建英は、試合後フラッシュインタビューで、「途中で何回も相手の試合展開に動いて、ひやひやしましたけど、みんなで一丸となって掴んだ勝利。僕も荷物をまとめていなかったので、ここで帰るということにならなくてよかったと、ほっとしています」と喜びを語った。

 ただ前半のみでの自身の途中交代には、「個人的にあの前半の出来で僕が代わるとは思っていなかったので、悔しい気持ちがある」と率直な思いを語った。
 
「正直、みんなが見ていて僕のコンディションがいいなと思っていたと思うので、でも途中から0−1だったら決まっていた交代だったかもしれないので、そこは僕は結果を残せなかったのでこれ以上とやかく言うつもりはないです」

 次戦、日本は12月5日に決勝トーナメント1回戦でクロアチアと相まみえる。久保は、「正直、トーナメントの相手を見る余裕は僕たちにはなかったので、クロアチアがどういうプレーをするか分からないですけど、この2チームに勝って、クロアチアに負けたらもったいないなと思う。あと1試合勝てば日本の歴史に名を刻めるので、その歓喜の輪に加われるような選手になりたいと思います」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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