石川真佑 1点差に泣いたブラジル戦の悔しさ胸にアジアの頂点へ 14年ぶりの母校で再確認した原点
30日深夜放送のTBS系「バース・デイ」(深夜0・58)は、主将としてチームをけん引するバレーボール女子日本代表の石川真佑(26=ノバラ)に密着した。
石川は今年4月、14年ぶりに愛知県の母校の小学校を訪問。当時の卒業文集につづった「将来の夢は、全日本バレーボール選手」という言葉通り、2019年に日本代表入りを果たし、20歳からエースとして活躍。昨年からは25歳で日本代表のキャプテンに就任し、名実ともに日本の柱となった。
3年前、22歳で渡った世界最高峰のリーグ・セリエA。そこで磨き上げたのは、世界の高さに対抗するための武器「ブロックアウト」だ。身長174センチの石川が、自分より遙かに高いブロックを相手に得点を奪うための緻密な技術を習得。移籍先の強豪ノバラではチーム最多の344得点を記録し、世界にその名を知らしめた。
主将就任後、初の大きな国際大会となった昨秋の世界バレーでは、イタリアで進化したスパイクを武器に得点を量産し、チームを準決勝へ導いた。15年ぶりのメダルをかけたブラジルとの3位決定戦では、2セットを連取される苦境から第3、第4セットを奪い返す驚異の粘りを見せた。だが、最終セットの激闘の末に惜敗。最後の1点に泣いた石川の瞳には、悔しさと共に確かな決意が宿っていた。
敗戦から8か月後の今年5月、ネーションズリーグに向けて日本代表37名が招集された。戦いの幕開けを前に、石川は再び母校のコートに立っていた。14年ぶりに再会した当時のチームメートや恩師とのパス回し。「ここに戻ってきて仲間に会えたことが、大きなモチベーションになった」と笑顔を見せた。
今年9月、地元・愛知県で開催されるアジア大会を控え、主将2年目のシーズンが始まる。石川は、最高の結果を追い求め、再び世界へと挑む。
