フジテレビ、敏腕社員がつぎつぎ退社…深刻な人材難で「裏ルート採用」を加速か

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「一本釣り方式」の中途採用計画

最近、フジテレビ局員が判で押したように同じセリフを口にする。それは、「人材難」という言葉だ。

女子アナの退社ばかりが目立って報じられていますが、本当に痛いのはやり手のプロデューサーや演出陣が次々と辞めていっていることです。企画立案、出演者との交渉、スポンサー集め……こういったことを担える人材は一朝一夕には育ちませんからね」(フジ関係者)

そこでフジが密かに進めているのが、大規模な中途採用計画だという。

「通常の公募ではありません。制作会社や外部スタッフのなかから、『これは優秀だ』と見込んだ人に内々に声を掛けていくやり方。いわば一本釣り方式です」(同前)

成果はなかなか出ず

ただ、今のところ成果は芳しくないようだ。Netflixなどの外資系配信企業に比べて給与面で劣ること以上に、昨年の「中居正広問題」以来、局内に充満している重苦しい雰囲気が要因の一つとみられる。

「スポンサー対応、炎上リスク回避、社内調整……とにかく今のフジはコンプライアンスでがんじがらめです。加えて、 『カネを使うな』の大号令もかかっている。この状況では、意欲ある人材はなかなか来てくれないでしょう」(同前)

人が集まらなければ復活もない。フジの苦悩はまだまだ続きそうだ。

週刊現代」2026年5月11日号より

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