自転車走行中は「外部音取り込み」機能付きのイヤホンを使用。周囲の音は聞こえるし違反になりませんよね?

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自転車を運転しながらイヤホンを付けていると、違反として反則金の対象になる可能性があります。違反にならないためには、イヤホンを付けていて違反となる条件を理解しておくことが重要です。 今回は、自転車走行中の外部音取り込み機能付きイヤホンが違反とみなされるのか、また自転車走行中の音楽を聴くこと、耳を覆うアイテムの使用についてご紹介します。

自転車走行中のイヤホンは外部音取り込み機能があれば違反にはならない?

外部音取り込み機能がある場合、イヤホンをしていても違反にならない可能性があります。イヤホンをしながらの自転車走行が違反となるのは、周囲の音が聞こえにくい状態のときのためです。
警察庁の「自転車を安全・安心に利用するために-自転車への交通反則通告制度(青切符)の導入-(自転車ルールブック)」によると「装着時に利用者の耳を完全には塞がないものについては、安全な運転に必要な音又は声が聞こえる限りにおいて、違反にはなりません」と示されています。
外部音取り込み機能が付いていると、周囲の音が聞こえやすいため、違反になりにくいでしょう。
ただし、判断基準はその形状ではなく、「周囲の音や声が聞こえているか」です。外部音取り込み機能が付いていても、周囲の音が聞こえにくくなるほどのボリュームにすると違反になり得ます。もしイヤホンを付けながら自転車を運転していることが違反となった場合、反則金は5000円です。

基本的に自転車走行中は音楽を聴かないほうがよい

周囲の音や声が聞こえる状態なら使用してもよいとされてはいるものの、自転車運転中の安全をしっかり確保するためには、イヤホンを付けて音楽を聴かないほうがよいでしょう。どうしても音楽に気を取られてしまう可能性があるためです。
また、自治体によっては定められている条件よりもさらに厳しく、周囲の音が聞こえるイヤホンでも使わないように示しているケースもあります。
例えば、東京都は自転車運転中のイヤホンについて「色々なタイプのイヤホンが市場には出回っていますが、イヤホンは外して安全運転しましょう」としているため、外部音取り込み機能があっても使わないほうがよいでしょう。
どうしても自転車を運転しているときに音楽を聴きたい場合は、イヤホンではなくスピーカーにするのも選択肢のひとつです。スマホホルダーを自転車に取り付け、スマホから直接音楽を流すと、耳をふさがずに音楽を楽しめます。
ただし、この場合もスピーカーのボリュームが大きすぎると周囲の音が聞こえにくくなるほか、周囲の人の迷惑にもなりかねないため注意が必要です。

イヤーマフなど耳を覆うアイテムは付けてもよい?

イヤーマフをすると、どうしても周囲の音が聞こえにくくなります。そのため、場合によっては違反扱いになる可能性があります。特に法律に明記されていなくとも、自治体によって細かく禁止されている場合もあるので、注意が必要です。
自己判断でイヤーマフを付けて運転し、違反扱いになるよりも、どうしても必要であれば事前に警察署で相談してみてください。なお、事前に相談したうえで、イヤーマフなどを付けていても路上で警察官に呼び止められる可能性はあります。そのときは、事前に相談をしたうえで着用していることを伝えましょう。

外部音取り込み機能付きでも違反になる可能性がある

外部音取り込み機能が付いているイヤホンであっても、安全な運転に必要な音や声が聞こえない状態であれば違反と判断される可能性があります。ボリュームを大きくしすぎると、周囲の音が聞こえにくい状態だとして違反扱いになる可能性があるためです。
さらに、自治体によっては外の音が聞こえやすいタイプのイヤホンでも、イヤホンを付けたままの自転車運転は避けるよう言われる場合もあります。イヤホンをどうしても使用したい場合は、自身の自治体のルールを確認してから、問題ないものを選ぶようにしましょう。
 

出典

警察庁 自転車を安全・安心に利用するために-自転車への交通反則通告制度(青切符)の導入-(自転車ルールブック)(3) 危険な行為の禁止 イ その他走行する際に守らなければならないルール (オ) イヤホンをしながらの運転、傘を差しながらの運転の禁止(48ページ)
東京都 都民安全総合対策本部 自転車を利用する皆さんへ
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー