【採点寸評|名古屋】逆転後は手堅さを重視。敵の猛攻を跳ね返してリードを死守[J1第14節 名古屋2−1広島]
Jリーグは5月20日、J1第14節を各地で開催。豊田スタジアムでは名古屋グランパス対サンフレッチェ広島が行なわれ、2−1で名古屋が勝利した。
【PHOTO】名古屋の出場15選手&監督の採点・寸評。巻き返しへのパワーを出し続けた森下。ユンカーはストライカーの役割を全う
先手を取ったのは広島。37分、川村拓夢が低弾道のFKを突き刺し、アウェーチームがリードを得る。
追いかけるホームの名古屋は43分、同点に追いつく。右CKにキャスパー・ユンカーがヘッドで合わせてネットを揺らす。
▼名古屋のチーム採点「6」
前半は追いついたものの広島に蹂躙された。相手の1トップ+2シャドーに持ち味を存分に発揮され、3バックも中盤の守備力もまるで出せずにFKで失点。13分に一度だけ決定機を作るも、残る主だった攻撃は40分を過ぎてからという体たらくだった。
それでもセットプレーからユンカーの得点で追いつくと、後半は開始3分で逆転し、あとはきっちり守りを固めるだけ。長谷川健太監督も手堅さを重視し、最初の交代で5−3−2へとフォーメーションを変更。前半に使われ放題だった中盤のスペースを消すと、チームの挙動が安定し、選手たちの心も定まった。
「ある程度は割りきって、真ん中でしっかり跳ね返すっていうことをせざるを得なかった」と稲垣祥は悔しそうに語ったが、その形になればそうそうは崩れないのが名古屋の型だ。
クロスを中心とした広島の猛攻をきっちり跳ね返し、1点のリードを後半を通して死守。ホームでの無敗を継続し、かつ6ポインターでもあった対戦を制してみせた。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文●今井雄一朗(フリーライター)
