YouTube、Twitch、Netflixなどあらゆるウェブサービスにある古いぼやけた動画を、RTX 30シリーズおよびRTX 40シリーズのGPUでアップスケールして視聴できるようにするドライバー「RTX Video Super Resolution(VSR)」をNVIDIAがリリースしました。

Pixel Perfect: RTX Video Super Resolution Now Available | NVIDIA Blog

https://blogs.nvidia.com/blog/2023/02/28/rtx-video-super-resolution/

RTX Video Super Resolution FAQ | NVIDIA

https://nvidia.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/5448

Nvidia’s latest GPU drivers can upscale old blurry YouTube videos - The Verge

https://www.theverge.com/2023/2/28/23618245/nvidia-rtx-video-super-resolution-upscale-videos-rtx-gpu

Introducing RTX Video Super Resolution - 4K AI Upscaling for Chrome & Edge Video - YouTube

YouTubeやTwitch、Netflix、Disney+などの各種動画サービスで提供されているコンテンツのほとんどは1080pで配信されていますが、視聴者が1080pより高解像度のディスプレイを使用している場合、ブラウザはディスプレイの解像度に合わせて動画をスケーリングする必要があります。ほとんどのブラウザは普通のアップスケーリング技術を使用しているため、コンテンツは最終的にぼやけたような見た目になってしまいます。

NVIDIAが新たにリリースしたRTX VSRを使用すると、AIがオブジェクトのエッジをシャープにし、ビデオアーティファクトを減らすため、低解像度のコンテンツをディスプレイの解像度に合わせて4Kまでアップスケールすることができるとのこと。

以下はYouTube動画のスクリーンショットで、左が1080pで視聴したもの、右が同じ動画をRTX VSRで4Kにアップスケールしたものです。近景から遠景にかけて全体的にくっきりしているのが分かります。



拡大してみると、建物や配線のジャギーが弱まっているのが見て取れます。



RTX VSRはあらゆるウェブ動画で動作するため、低解像度のYouTube動画や、4Kコンテンツのために追加料金を払わなければいけないNetflixなどのストリーミングアプリでさえアップスケールを施すことが可能。記事作成時点でChromeとEdgeでアップスケールを利用できます。

NVIDIAは360pから1440pまでの動画をフレームレート144Hzまでサポートし、4K解像度までアップスケールする予定です。このアップスケーリングは、これまでNVIDIAのShield TVでしか利用できませんでしたが、Chromiumエンジンの進歩により、最新のGPUで対応できるようになりました。