広島・佐々岡監督(左)と話す秋山翔吾 (C) Kyodo News

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◆ NPBでの一軍公式戦出場は999日ぶり

 パドレス傘下3Aエルパソから広島に移籍した秋山翔吾外野手(34)が8日、敵地・バンテリンドームでの中日戦に「3番・左翼」で先発出場。3回の第2打席にNPB復帰後初安打&初打点をマークした。

 秋山はこの日一軍に昇格し即スタメン。初回の第1打席は中日の先発左腕・松葉の前に空振り三振に倒れた。3点を追いかける3回は、二死から1番・上本、2番・菊池涼の連打で一、二塁の好機。3球目の低め直球を弾き返した打球は、二遊間を抜ける中前適時打となった。

 日本での一軍公式戦出場は、西武時代の2019年10月13日のCSファイナルステージのソフトバンク戦(メットライフ)以来、999日ぶり。広島デビュー戦でさっそく結果を残し、鯉党の心をガッチリとつかんだ。