大阪・天王寺動物園の入り口「てんしばゲート」。キリンやホッキョクグマのパネルがお出迎え

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天王寺動物園の見どころから攻略法まで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示やアトラクション、イベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)

【写真】大阪・天王寺動物園のチンパンジーのリッキー君。チンパンジーは全部で6頭いる

■天王寺動物園ってどんなところ? 約180種の動物たちに出合える動物園

大阪市天王寺区、近くには通天閣や新世界などもある、大阪都心部にあるのが天王寺動物園。約11ヘクタールの広い園内は緑も豊か。開園は1915(大正4)年、100年以上長く愛され続けてきた動物園でもあり、およそ180種、1000匹の動物たちが現在、暮らしている。大阪にいながら、自然を感じることができるスポットだ。デパートやレストランなどお店が多い地区なので、天王寺にショッピングや食事に来たついでに気軽に寄れるところも魅力。これを見たら、動物たちに会いたくなるはず!

■【アクセス】電車で行くなら「1日乗車券」提示で入園料が割引に!

営業時間は9時30分から17時まで。5、9月の土・日・祝は18時まで(最終入園は各60分前)。休園日は月曜(祝日にあたる場合は翌平日)、年末年始(12月29日〜1月1日)など。臨時開園日に関してはHPをチェック。

入り口である入園ゲートは「新世界ゲート」と「てんしばゲート」の2カ所にある。電車の場合、「新世界ゲート」なら地下鉄の動物園前駅、恵美須町駅、南海・JR新今宮駅。「てんしばゲート」ならJR・地下鉄の天王寺駅、近鉄南大阪線の大阪阿部野橋駅。それぞれの駅から徒歩5〜10分で到着する。

駐車場は天王寺公園地下駐車場(500台)、天王寺公園茶臼山エントランス駐車場(70台)が便利。動物園ゲートまで徒歩1分という距離も魅力だ。

■【料金】お得情報もチェックしよう!

入園料は大人500円、小・中学生200円、未就学児は無料。大阪市内在住・在学及び大阪市立(市外含む)の学校に在学の小中学生、大阪市内在住の65歳以上の人は無料になる(要身分証明書)。

入園料は大人500円と良心的な価格だが、地下鉄やバスを利用して行く場合は、1日乗車券「エンジョイエコカード」「OSAKA 1day pass」「OSAKA 2day pass」などがおすすめ。大人500円の入園料が1日乗車券の提示で350円になる。※割引は乗車当日に限り有効。

1日乗車券は天王寺動物園のほかにも、「大阪城天守閣」「梅田スカイビル・空中庭園展望台」などの入場料も割引になるので、いろいろなスポットを回りたいときに活躍すること確実!ほかにもお得な企画乗車券があるので、詳しくはOsaka Metroのサイトで確認を。

■【見どころ1】アフリカサバンナにアジアの熱帯雨林、世界の人気動物たちを地域ごとに展示

天王寺動物園といえば、動物の生息地の景観を可能な限り再現したうえで、そこに暮らす動物の様子を紹介する“生態的展示”が人気。爬虫類生態館「アイファー」、カバやキリン、ライオンなどが暮らす「アフリカサバンナゾーン」など、動物たちの姿はもちろん、そこで暮らす自然環境も注目のひとつた。

「アフリカサバンナゾーン」には、ライオン、キリン、カバ、サイなどおなじみの大型動物のほか、ネズミのような姿をしているが祖先はゾウに近いといわれているケープハイラックスや、コビトマングースといった小さな動物たちも。

日本の動物園でここでしか観られないドリルやキーウィがいる「アジアの熱帯雨林ゾーン」も必見。「サルヒヒ舎・チンパンジー舎」には、おなじみのチンパンジーや、つぶらな瞳がかわいいフサオマキザル、白くて長いあごひげとオレンジ色の額が特徴のブラッザグエノンなどが暮らしている。サルの仲間たちの表情や行動は、ずっと観ていても飽きないと評判だ。

「鳥の楽園ゾーン」は、アートのように鮮やかだったり、自然にできたとは思えないほど大胆なデザインを持つ鳥類たちの羽にも注目したい。

アフリカのホロホロチョウのドット柄、ニホンキジの光沢感ある羽、ヒマラヤ山脈に住むキジ・ヒオドシジュケイのワインレッドなど、“どうしてこの色、このバランスに進化したの?”と聞きたくなるほど多種多様。また、シロフクロウやカラフトフクロウなどの愛嬌のある姿も見逃せない!

ほかにも、ワニやニシキヘビなどがいる爬虫類生態館「アイファー」に、「オオカミ・トラ・ヤマネコ舎」「夜行性動物舎」「クマ舎」などがラインナップ。

■【見どころ2】より身近に動物たちの姿を感じる「ふれあい広場」

ワイルドな動物たちを見た後は、生き物を身近に感じられる「ふれあい広場」へ。ヒツジやヤギにエサやりをしたり、テンジクネズミと触れ合うことが可能。ほかにも野間馬、フタコブラクダ、カイウサギなど、家畜としても飼われる大人しい性格の動物たちがいる。

※新型コロナウイルスの影響で中止の場合あり。詳細はHPで確認を。

■【見どころ3】天王寺動物園を代表する人気はコチラ!

動物園に来たら必ず見たい!という人も多いライオンたち。ふさふさのたてがみが自慢のガオウ、そしてメスのモナカとルナ。ちなみにモナカとルナは双子の姉妹。どっちがモナカでどっちがルナか、見分けるのは難しいかも!?

さらに、ホッキョクグマのゴーゴとイッちゃんも、大きな体に愛嬌のある顔や仕草が人気で、バケツやボール、タイヤなどと遊ぶ姿がかわいいと評判。ちなみに2頭の名前は、スポンサーの「551蓬莱」の寄付により天王寺動物園にやって来たから、という説も。

アムールトラのセンイチも人気。大きくて怖そうに見えながらも、時々見せる猫のようなスリスリ姿やビヨーンと伸びる姿などが愛らしさいっぱい。

ほかにも、ドリルのドンや、2019年に誕生しもうすぐ1歳になるカリフォルニアアシカのキュッキュ、クロサイのライくんなど、人気者が勢ぞろい。天王寺動物園への愛着がさらに湧く、お気に入りの1頭を見つけよう。

■【攻略法】混雑を避けるなら午前中がオススメ

園内の混雑状況に関して、天王寺動物園の北岡康さんに聞いてみると、「平日より土日祝日に来園者が多く、気候も良いゴールデンウィーク(GW)期間は多いですね。屋外施設が中心のため天候により左右されやすいですが、オープンしたばかりの9時30分から午前中は来園者も少なく、ゆっくり動物たちを見ていただけると思います」

また、園内を見て回る所要時間に関しては、「天王寺動物園は動物の種類も多く、じっくり回ると4時間、さっと回っても1時間くらいかかります。短時間でも楽しみたい、雨の日でも楽しみたい、そんな方のために天王寺動物園のHPでは“園内を楽しむコツ”としておすすめコースを紹介しています。時間がないから、雨だからと諦めずお越しください!また違った動物の様子が見られるかもしれませんよ」とのこと。

思いっきり楽しむなら開園時間から。あんまり時間がないときは、おすすめコースで効率的に。というのが天王寺動物園を楽しむポイントなのかも。

■【ショップ】お土産と一緒にグルメもチェック

園内での買物スポットは、園南側にあるグッズショップ「ANIMAL SHOP」と、北側のトラ舎近くにあるフード&グッズの「サバンナショップ」の2つ。

また、園内には、前がゼブラで後ろはキリンのユニークなアニマル模様が印象的なキッチンカーが出店(曜日によりキッチンカーの台数に変更あり)。ポテトや唐揚げ、アイスクリームなど、ランチがわりにもなりそうな軽食を販売している。

■【おすすめ】施設担当者に聞く!天王寺動物園の魅力・楽しみ方

「天王寺動物園ではInstagramやFacebook、スタッフブログに動物たちの様子を定期的に上げています。イベントの告知だけでなく、動物のどアップの顔が見られたり、開園時間外の様子をUPしています。また、YouTubeを通じて羊の毛刈りなどのライブ配信を行ったり、配信だけではお届けできなかった裏側をブログなどでもお伝えしています。天王寺動物園のHPからアクセスできますので、この機会にぜひフォローしていただいて、動物たちのあどけない姿に癒やされていただければと思います。園ではベビーカーやお子様に大人気のゾウさんバギーを有料で貸し出し。コインロッカーも併設し、荷物のお預かりも承りますので、身軽に動物園内の散策をごゆっくりお楽しみください」

天王寺動物園の北岡康さん

大阪の中心街にありながら緑豊か、都心のオアシスとも呼ばれている天王寺動物園。現在、動物たちが生き生きと楽しく暮らせる環境づくりのため、応援団を募集中。「プチ応援団」は一口500円で特製缶バッジ進呈。応援団は大人一口1万円、中学生以下一口8800円で、年間パスポート進呈やバックヤードツアー招待などが特典に。ニュースやイベントなども含めて、詳しくは天王寺動物園のHPをチェックして!

■【新型コロナウイルス感染予防対策】

・混雑時は入園を制限する場合があります。

・園内各所、手すりやトイレなどの消毒を実施しています。

・スタッフはマスクを着用しています。

・接客時の飛沫防止のため、遮へい板を設置しています。

取材・文=石澤理香子

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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※2020年5月時点の情報です。