東カレ厳選の麗しの美女を紹介する『金曜美女劇場』。

本連載では、東京の夜のシーンに似合う艶やかな大人の女性たちを紹介していく。



これまで数々の個性を持つ美女経ちをご紹介してきた、この「金曜美女劇場」。

だが、未だかつてここまで珍しい趣味を持った女性に登場してもらったことはないかもしれない。

女優、下京慶子。27歳。




以前『港区おじさん〜代々木上原女子編〜』にも出演してくれた彼女の趣味は、なんと無人航空機・ドローンを飛ばすこと。

撮影現場にも、「マイ・ドローン」を持参してきてくれたが、愛おしそうに機械を見つめる彼女の光景が、なんともシュールである。




「もともと女優をやりながら、制作サイドも挑戦したいと思っていました。数年前に夢が叶い、ある広告の動画撮影現場にアシスタントとして入らせてもらったんです。でも、知識も経験もないので、最初は後片付けをするくらいで…。ただ現場を見ていると、必要な素材を撮影するために、カメラマンさんがドローンを使っていたことに気がついて。それで興味を持ったらハマっちゃって」




「自分でドローンを買って資格も取得したら、意外なほど反響が大きくて…。女優では、日本で私だけでしょうね」

そう言って笑う彼女。今では、なんとドローン技師として仕事を引き受けることもあるそうだ。




「昨年のことなんですけど、お世話になっている監督にドラマの出演オファーをいただいて、第1話目に出演させていただくことになりました。その撮影の際に現場でドローンの話をしたら『このドラマ、実はドローン映像入れたいんだよね』って言われて。そこで急遽、今度は最終回の大事な撮影に映像チームの一人としてドローンオファーいただきました(笑)。ドローン技師として初めて関わったドラマだったので、オンエアを観たら凄く感動しました」

様々な偶然が重なり、「ドローン女優」として仕事を重ねるようになった慶子さん。




女優業に留まらず、制作サイドもこなすバイタリティに脱帽するが、生まれ育った環境もまた、ちょっぴり珍しい。


特技はハブ獲り…!? 意外すぎる生い立ちとは


奄美大島の大自然の中で育った島少女


「両親の仕事の都合で、5歳から奄美大島に住んでました。奄美は東京で流れている時間の感覚と違い、時がゆっくり流れていて。自然も豊かで、当時の私の特技は、なんと『ハブ獲り』。銛のような専用の金具を使って、小学校の頃から確保するための先生と練習をしながら、野生児同然に育ってました(笑)」




そんな島育ちの少女は、大学入学と同時に上京する。だが、東京の生活にカルチャーショックを受けたそうだ。

「東京に来た時は、『違う国に来た』くらいの感覚で。東京の人って、『ちゃんと時間を守る』じゃないですか。私も、もちろん今は時間厳守で仕事に臨みますが、当時はやはり『島時間』の感覚を持っていて、1時間くらいの遅刻は余裕だと思っていたんです(笑)。だって成人式すら、1時間遅れで始まるようなところで育ってから東京に来たから…。文化の違いに慣れるまでは苦労しました」




そんな彼女は、大学卒業のタイミングで女優を志すようになる。

「最初から女優に憧れていたわけではなく、脚本志望だったんです。でも、知り合いのプロの脚本家の方に相談したら、『君は演劇の学校を出てないから、まずは自分で役者として立ちながら脚本の勉強するのが一番の近道かもしれない』とアドバイスをいただいて。その言葉をきっかけに、役者を始めてみました」




「脚本の勉強に」と始めた役者業だが、次第に彼女は演技の仕事に魅了されていくようになったそうだ。

「自分の生き方が演技に反映されるのを実感するうち、なんて凄いお仕事なんだろうって。ひとりの人間としてまっすぐ生きることが、女優の糧になっていくんですよね。例えば、自分の気持ちをきちんと相手に伝えるというのは、セリフを吐く時に相手に伝わるように言う事と直結している。女優をやってなかったら、人としてもっと未熟に生きていたんだろうと思うことが沢山あります」




輝く瞳で芝居やドローンの魅力を語ってくれる彼女。今後はドローン技師と女優のどちらを主軸に活動していく予定なのだろうか。

「両方の技術を磨きたいです。女優とドローンのセットで現場に入ると、1つの作品により深く関われる気がして。役者だけで入るとスタッフさんと話せる機会が少ない。でも、同じ現場にドローン担当で入ると『あれ?この前は役者だったのに今日はなんで?』みたいな話ができるので。私をキャスティングすると、ドローン空撮も付いてくる。そんな風に認識していただけたら嬉しいです」




世にも珍しい「ドローン女優」としての今後の展望が楽しみだが、今度はプライベートについても聞いてみることに。


「ダメな男性も可愛く感じます」ドローン女優は、懐が広い…!?気になる恋愛観とは


ほのぼのとした家庭に憧れます


好きな男性のタイプは、どのような人なのだろうか。




「なにかに没頭していて、私がびっくりできるくらい1つのことにコミットできる男性にグッときます。あとは、『ダメなところ』がある人…って言ったら語弊がありますかね(笑)。私が結構世話焼きなので、少年っぽいというか、息子っぽいところがある人のほうが興味があるというか。なんでも自分でできちゃう男性より、できないことがある人のほうが可愛らしいなって」

結婚願望は、あるのだろうか?




「ありますよ。ほのぼのした、休日には公園に行きお父さんもちゃんといて、皆で『遊び疲れたね』って言いながら家でお鍋するみたいな、そんな家庭が持ちたいです。私自身は幼少期に親が仕事で忙しくて、あまりそういう思い出がない分、家族で過ごす時間を大事にできる家庭がいいですね。家族皆で、なるべく休日は合わせて一緒に出かけたりできるような」

輝く瞳で、仕事や恋愛について聞かせてくれた慶子さん。

今後も、唯一無二の活動を続ける彼女の活躍に期待したい。

▶Next:9月13日 金曜更新予定
剛速球を投げる彼女が登場

▶明日8月31日(土)は、人気連載『1/3のイノセンス』

〜同期の男に淡い恋心を抱いていた杏(24歳)。しかし、彼を親友と引き会わせてしまったことから関係は一変し…。それぞれの心中が複雑に交差するストーリー。続きは明日の連載をお楽しみに!

<今週の美女>
下京慶子さん
Twitter
Instagram

<カメラマン>
佐野 円香