CKのはずが…!? “誤審”から生まれた決勝点に海外物議「酷い」「衝撃的な判定だ!」
CKの判定がスローインで再開、決勝点につながるプレーが物議醸す
米メジャーリーグサッカー(MLS)でとんでもないプレーが物議をかもしている。副審がコーナーキックを指示しているにも関わらず、スローインで試合を再開。しかも、このプレーが決勝点につながった。海外メディアが一部始終を動画で公開。ファンを呆れさせている。
問題のシーンは14日(日本時間15日)のニューヨーク・レッドブルズと、ニューヨーク・シティのNYダービーで起きた。1-1の後半15分。右サイドライン沿いでシティの選手がボールをクリアした。副審は旗を下へ向け、CKを指示。しかし、レッドブルズの選手は気づいていないのか、スローインですぐさまリスタートしたのだ。
ボールをつなぎ、クロスボールから最後はダニエル・ロイヤーがこの日2点目となるヘディング弾でゴールネットを揺らした。喜びを爆発させる、レッドブルズイレブン。しかし、当然、シティ側は納得がいかない。本来はCKから再開されるべきプレーのはずだった。身振り手振りで主審に猛抗議する。得点を決めたロイヤーも、喜びつつもどこか不可解な表情だ。
しかし、判定は覆らず、決勝点が認められた。
このシーンを米スポーツ専門局「ESPN」が「レッドブルズが物議を醸したダービーを制す、シティは憤怒」の見出しで特集。事の顛末を伝えている。
英放送局で取り上げられると、ファンからは大ブーイング
記事によると、問題の場面についてこう説明している。
「ボールをクリアした後、副審のコリー・ロックウェルはコーナーフラッグへ、旗を下方に向けている。コーナーキックのシグナルだ」と伝えつつ、レフェリーのアラン・ケリーにシティの選手が抗議、主審と副審が審議したが、ゴールは覆らなかったと説明したという。
また「FOXスポーツ1」の放送によると、ロックウェルはコーナーの判定を下したが、主審が判断を覆したとも伝えている。
英スカイスポーツも公式インスタグラムに動画付きで脚光。「ゴールか、ノーゴールか」と呼びかけると、目の当たりにしたファンからは批判の声が続出している。
「これはコーナー。ゴールにするべきではない」
「酷い審判だ」
「ようこそMLSへ」
「明らかにノーゴール」
「ノーゴール! 衝撃的な判定だ!」
「アメリカだけ」
「ゴールだ」という声はごく少数派だった。Jリーグも含め、各地で起きる誤審問題。特に勝負を分けてしまう場面では、後味の悪さが残ってしまうのは間違いない。(THE ANSWER編集部)