有吉弘行がパーソナリティをつとめるラジオ生放送番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」。10月14日(日)の放送は、元トップリードの和賀勇介とマシンガンズの西堀亮を迎えてお送りしました。

左から和賀勇介、有吉弘行、西堀亮



有吉が“ゴミセブン入り”と称する西堀は「みるみる人気がなくなっている……」と最近の悩みを吐露。一方、相方の滝沢秀一さんは、著書「このゴミは収集できません〜ゴミ清掃員が見たあり得ない光景〜」(白夜書房)が好評で、これを足がかりにメディア露出が増えています。滝沢さんは、マシンガンズとして活動する傍ら、普段はゴミ清掃員の正社員として働いているため、有吉は「(芸能界の仕事で)有休ばかり取って、ゴミ清掃の仕事がおろそかになっていないか、ちょっと心配なんだけど」と案じます。そして、「家族を守るために正社員になったんだから本末転倒じゃない」と続ける有吉。これに対し、西堀が「スタートは芸人だったけど、仕事がなくて清掃員の正社員になった。それが清掃員としてフィーチャーされて、また芸人のほうでやろうとしているんじゃないか」と相方の気持ちを代弁します。

最近の滝沢さんについて、有吉は、「ゴミ清掃員になってアクが抜けて、お笑いの仕事がさっぱりしているというか、欲がなくてあんまりうるさくないからちょうどいい」と感じていたそうです。しかしつい最近、滝沢さんが有吉の番組に出演したときのこと。別の番組では、高級住宅地の田園調布で回収したゴミのなかに、大量のエノキバターが入っていたというエピソードを上手く話していたそうですが、このときは有吉を前に空回りしっぱなしだったそう。有吉は「現役のゴミ清掃員としてちゃんと話を聞きたかったのに、ウケようとしてめちゃめちゃ下手な漫談をしやがった」とばっさり。
収録終わりに有吉の楽屋に挨拶にやって来た滝沢さんは、“ひょっとしたら褒めてくれるかも”という期待交じりの顔をしていたそうです。「お疲れさまでした〜!」と意気揚々と入ってきた滝沢さんに、有吉は開口一番「何やってんだよ。最低かよ!」と一喝。「はい、あ……すみません」と謝る滝沢さんに、「もっと(声の)トーンを落としてちゃんと話を伝えなさい」とアドバイスしたと言います。
次の日、滝沢さんと会った西堀が「昨日有吉さんの番組に行ったんだろ。どうだった?」と聞いても、「えへへ……」と苦笑いを浮かべるだけで、滝沢さんは自らはなにも語らなかったとか。それを聞いた有吉は、「早い段階で俺と会っていて良かったよ。芸人として失格の烙印を押され、ゴミ清掃をやって、ゴミ清掃のプロとして番組に呼ばれているのに、なんでまたお笑いが通じると思ってやっているんだって話」と酷評しました。楽屋での有吉からのお灸が効いたのか、最近の滝沢さんについて「ゆっくり喋る練習をしていた」と明かす西堀。

また、有吉はそのときの収録を振り返り、「ツッコミもないのに(マシンガンズの)漫才のときみたいに、1人よがりでずっと喋るから驚いたんだよ」と滝沢さんの話題を続けます。「せっかくの番組出演でゴミの話だけしていれば、ゴール前にボールを置いてある状態なんだから。ポンっとつま先に当てればいいだけなのに、あいつはバナナシュートしてくるんだよ」と話す有吉に、和賀と西堀は大笑い。「アクが抜けて、落ち着いたトーンで話してくれていたらいいんだけど……」と有吉は今後の活躍に淡い期待を寄せていました。

<番組概要>
番組名:有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER
放送日時:毎週日曜 20:00〜21:55
放送エリア:TOKYO FMをのぞくJFN全国22局ネット
パーソナリティ:有吉弘行
番組Webサイト:http://www.jfn.jp/dreamer
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