23日放送の情報番組「モーニングバード!」(テレビ朝日系)に、「京都の紅茶王」と呼ばれた故・福永兵蔵さんの遺産相続をめぐる裁判で、争いの最中にいる城生真里(しろお・まり)さんが出演した。

兵蔵さんは戦前、京都に“日本初”の本格的な紅茶専門の喫茶店「リプトン・ティーショップ第1号店」を開店した。その事業を軌道に乗せ、一代で京都屈指の資産家にのぼり詰めた。二度の結婚で5人の子どもをもうけたほか、複数の愛人がいたとされる。

真里さんは、兵蔵さんと城生八重子さんとの間に産まれた。兵蔵さんは真里さんを認知する一方で、八重子さんとはついに籍を入れなかったため、真里さんは「婚外子」に当たる。

番組には真里さんがVTR出演し、亡き父の遺産をめぐり、異母兄弟と裁判で争うことになった経緯を振り返った。真里さんによれば、遺産の総額は推定30億円だという。しかし、兵蔵さんの死後、義兄から届いた書類には、婚外子であることを理由に、真里さんの受け取る遺産額を78002円とすると記載されていたのだそうだ。

真里さんは「何が起こったんだろう」とパニックに陥ったという。「人並みの扱いをされていないっていうか、普通の人間として扱われていない」「7万8000…2円まで付いていて、2円って一体なに…?」と当時の悔しさを振り返っている。

真里さんは2009年に義母兄弟を相手取って裁判を起こした。京都地裁は2013年に真里さんの受け取るべき遺産額を588万円とする判決を下したが、真里さんは納得ができずに控訴している。

また、真里さんはある医師との結婚が決まっていたが、裁判の事情が混み合っているため、「結婚は考えさせてほしい」と断ったのだという。そのことが今でも引っかかっているとし、「9年の歳月で二度と人生が取り返しのきかないことになった」などと胸中を吐露した。

VTR後、スタジオの菅野朋子弁護士は、「どういう認定をされたのかは、内容を見ていないのでわからない」としたうえで、588万円という額は、「事情を把握している限りでは、少ないのかなと思います」と話している。また、菅野弁護士によれば、遺産をめぐる裁判が10年近く争われることは、決して珍しいことではないそうだ。

真里さんは現在47歳。茶髪のロングヘアにカチューシャを着用し、濃い目のギャル風メイクという派手な出で立ちと、そこで涙ながらに語られる苦難に、視聴者の目は釘付けだったのではないだろうか。

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