サイボーグ003のCM登場に「何故サイボーグ001を出さん!」と憤慨する人
人材サービスのスタッフサービスは、劇場アニメーション作品『009 RE:CYBORG』に登場する「サイボーグ003」とCM契約を行い、現在WEB上でサイボーグ003が奮闘する動画を見ることができる。サイボーグ003は、『サイボーグ009』に登場する“ゼロゼロナンバーサイボーグ”の紅一点として知られ、本名はフランソワーズ・アルヌール。
動画は、とある日系企業に派遣されたサイボーグ003が、オフィスにかかってくる電話を「超聴覚」を使うことで事前に察知し、「誰から」「どんな内容の電話がかかってくるのか」などを同僚に素早く伝えるというもの。だが、時に他の同僚に知られたくない電話の内容を、全員に聞こえる場所でよく通る声で言い放ってしまうなど、「間違った頑張り方」をすることも…。
原作と比べてより肉感的なこのサイボーグ003が働く動画、ムフフな出来栄えではあるのだが、ネット上では「サイボーグ009」ファンが「なんで全員と契約しない!」などと疑問を抱く声もみられる。
だが同社は、ほかのゼロゼロナンバーサイボーグを採用しない理由を明確に説明している。サイボーグ003の採用理由については、「目と耳がいいという特徴があり、長時間のPCワークや会議での議事録作成などの事務処理作業に向いていると判断したこと」「自分が産んだ子ではないサイボーグ001に対する優しさが当社宣伝担当の心を打ったこと」との2点だとか。
そして、サイボーグ003以外を採用しない理由は以下の通り。
サイボーグ001:赤ちゃんなので、まだ仕事するには早いと判断。
サイボーグ002:すでに北米の某特殊機関と専属契約が結ばれていたため、契約不可。サイボーグ004:体内に重火器を抱えているため契約を見送り。ちなみに当社ビルは火気厳禁。
サイボーグ005:あまりに大き過ぎて、エレベーターに乗れるか不明だった。サイボーグ006:「中華飯店 張々湖」という一大中華料理チェーン店のオーナーであるため、専属契約が不可能。
サイボーグ007:イギリスに帰国しており、日本における長期業務は不可能と判断。サイボーグ008:考古学者として国立大学で教鞭をとっており、一般企業で勤める事ができない。
サイボーグ009:イケメン過ぎて、女性社員が多い当社社員が、仕事が手につかなくなる。どれもなんとなくわかるような気がするものの、筆者は契約されたのがサイボーグ003だけというのには異議アリッ! なぜ、サイボーグ001も採用しない! 「仕事をするにはまだ早い」――確かに一理ある。だが、彼はあれだけ天才なんだし、ほかのサイボーグを顎で使うようなリーダーシップもあるだけに、スタッフサービスは全くもって惜しい人材を使わなかったものだ! サイボーグ001であれば、本部長の要職だって務まるほどの判断力を持っているし、何よりもサイボーグ003からたっぷり愛されているわけだから、一緒にいさせてあげたいではないかっ!ハッ! そうか…。もしや、かつての「アグネスVS林真理子」の「子連れ出勤論争」勃発を恐れたというわけか…。「赤ちゃんなので、まだ仕事をするには早い」という判断は実に深い部分まで配慮したものだったというわけだ。なるほど。大人の世界は実に深いものである。文:アンタニオウ猪木
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