写真/中島望(マスターズ初出場を決めたリッキー・ファウラー)

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今年最終の世界ランクにより、日本の石川遼、池田勇太、藤田寛之の来季マスターズ出場が確定した。アジア・アマチュア選手権を制し、先に出場権を得ていたアマチュアの松山英樹を加えると、2011年マスターズには少なくとも4名の日本人選手がオーガスタに立つことになる。

だが、この最終の世界ランクで新たにマスターズ出場権を確定させた世界の選手は、日本の3名(松山以外)の他に10名もいた。米国のゴルフファンや関係者を最も喜ばせたのは米国の若手リッキー・ファウラー(28位)。日本の石川、北アイルランドのローリー・マキロイ、そして米国のファウラーは、いずれもファーストネームのイニシャルが「R」ゆえ、日本のメディアからは「3R」なんて呼称も付けられているが、3人の中でプロ転向が一番遅かったファウラーだけは、まだマスターズに出たことがなく、来年が初出場となる。

さらに、来季マスターズ出場が決まって世界を沸かせたのは、イタリアのフランセスコ(15位)&エドアルド(18位)・モリナリ兄弟。スウエーデンのロバート・カールソン(17位)、南アのカール・シュワルツェル(34位)も注目。そして、36位で出場を決めたRyo Ishikawaの名前も、世界の注目選手の中に含まれている。

マスターズは「招待」が基本だが、それは規定の出場資格を満たした選手が「招待される」という意味で、マスターズ委員会が独自に選ぶ本当の意味での「招待」は、09年の石川が受けた特別招待のようなケースのみ。それゆえ、規定の資格を満たした選手の人数が増えれば、出場者数も増えることになる。マスターズ委員会は100名前後のフィールドを理想としており、現時点で確定している来年の出場者数は92名。2011年マスターズ前週までの世界ランク・トップ50や米ツアー優勝者にも出場資格が与えられるため、最終的な出場者数はまだまだ増える。もちろん、日本人選手や外国人選手にもオーガスタへの最終切符を手に入れるチャンスはある。願わくば、今田竜二にも来季早々に米ツアーで優勝し、マスターズ出場権を掴んでほしい。(舩越園子/在米ゴルフジャーナリスト)