5回、2死二塁でフレージャーを三振に仕留め、ほえる佐々木(提供・共同通信社)

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 「ドジャース1−0エンゼルス」(5日、ロサンゼルス)

 ドジャースの佐々木朗希投手(24)はロサンゼルスでのエンゼルス戦に先発し、7回を2安打無失点、メジャー移籍後最多の10奪三振と好投したが、勝敗は付かなかった。「1番・指名打者」で出場した大谷翔平投手(31)は4打数無安打だった。チームは九回、フリーマンの10号で1−0でサヨナラ勝ちした。

 雄たけびを上げ、右こぶしで左胸をたたいて力を誇示した。0−0の五回、2死二塁。佐々木が宝刀スプリットで空振り三振を奪った瞬間、感情を爆発させた。

 17日の対戦で7回を1失点に抑えたエ軍との再戦。5日間の調整で臨んだマウンドで米移籍後最速161・9キロを計測した。巧みな投球術で五回1死まで無安打の快投だ。主砲トラウトからも2三振を奪い、自己初の2桁奪三振を達成した。

 メジャー2年目。4月は制球が定まらず、防御率6・35と苦しんだが、5月以降は投球内容が安定している。「直球でしっかり押して、構えたところに行くようになったのはいい傾向」と自信をのぞかせ、「精神的な変化より技術の変化だと思う」と言い切った。

 ロバーツ監督は「まさに私たちが期待した姿だ」と称賛。右肩痛による長期離脱を経験した昨季を踏まえ、「厳しい時期や迷い、不安を乗り越えた。今は自信がみなぎっている」と評した。

 七回、10個目の三振を奪う直前、観客席の一部からロウキ・コールが起こった。メジャー通算19度目の先発で初の無失点。「結果だけを見たら成長ですし、パフォーマンスも上がってきている。いい方向に向かっている」。4勝目は手にできなかったが、それよりも大きなものを手にした。