犬が『洋服を嫌がる』理由5つ どうしても着せなければならない場合の解決策まで
犬が洋服を嫌がる理由

1.洋服を着ることへの違和感
犬は本来、洋服を着ることを必要としていません。洋服を着るという概念がないのです。私たち人間が洋服を着るように、犬には皮膚を守るための被毛が備わっています。
そのため、洋服を着ることそのものに対する違和感があり、嫌がるのです。
また、犬には「オシャレをする」という概念もありません。オシャレとして着せられる洋服には、違和感だけでなく、ストレスを感じてしまうのです。
2.動きにくい
犬が洋服を嫌がるのは、動きにくいからです。洋服を着ることで、関節の動きが制限されてしまうことがあります。お散歩中であれば、歩きにくく、ストレスになってしまうのです。
とくに肩周りが窮屈であり、動きが制限されてしまう場合では、自然な歩行をすることが妨げられてしまいます。関節を痛めてしまう原因にもなるでしょう。
サイズが合わず、締め付けられるほどの窮屈な洋服である場合には、犬にとって不安要素となり、洋服への苦手意識が高まってしまうことがあります。
3.被毛や皮膚に刺激を受ける

洋服の素材やサイズによっては、被毛や皮膚にこすれてしまうことが刺激になってしまい、かゆみ・痛み・不快感の原因になることがあります。
洋服の素材によっては、静電気を発生しやすく、犬が刺激や影響を受けやすい傾向にあります。ストレスだけでなく、恐怖心の原因にもなりかねません。
4.自然な体温調節をすることができなくなる
犬が洋服を嫌がるのは、自然な体温調節をすることができなくなるからです。
犬は呼吸や皮膚から熱を逃がすことで体温調節をしています。洋服を着ることで、その機能の妨げになってしまうことがあります。
洋服を着ることで熱がこもりやすくなり、どんなに呼吸(パンティング)をしても熱を逃がすことができなくなると、熱中症の原因になることがあります。
冬場の防寒服の場合でも、保温性の高さから熱がこもりやすく、また熱が逃げにくく、ストレスや服を嫌がる原因になってしまうことがあります。
5.不慣れであるため
犬が洋服を嫌がるのは、不慣れであるためです。
子犬の頃から洋服を着慣れている犬と、洋服を着慣れていない成犬とでは、洋服に対する苦手意識が大きく違います。
シニア犬になり、体温を調整する機能の衰えを気にし、洋服を着せることがあるかもしれません。しかし、これまで洋服を着てこなかった犬にとっては不慣れなものです。
シニアになったとき、病気や怪我をしたとき(患部や傷口を守るため)、災害時、雨天時のレインコートなど、「いつか必要になるかも…」というときのため、洋服を着ることに慣れておく必要があります。
どうしても着せなければならない場合の解決策

愛犬に負担の少ないサイズと素材を選びましょう。伸縮性があること、通気性がいいこと、動きを妨げないことを優先して選ぶとよいと思います。
洋服を着ることと楽しいことを組み合わせてみましょう。洋服を着たらおやつを与える、洋服を着てお散歩やドッグランに行く、洋服を着たら家族全員で「かわいい」と褒めるなどです。
洋服を着ることを嫌がっても絶対に叱ってはいけません。洋服を着る練習をする過程で、上手く着ることができなくても、練習をしてくれたことに感謝し、褒めてあげましょう。
まとめ

犬が洋服を嫌がる理由を5つ解説しました。
洋服を着ることへの違和感 動きにくい 被毛や皮膚に刺激を受ける 自然な体温調節をすることができなくなる 不慣れであるため洋服を嫌がる理由は様々です。犬それぞれに嫌がる理由があります。無理に着せるとストレスになるため、まずはサイズや素材を見直してみましょう。
毎日少しずつ着る練習をし、着慣れることが必要です。愛犬の様子をよく観察して見守りつつ、負担を減らし、愛犬が安心して洋服を着ることができる状態を目指しましょう。
