[4.18 J2・J3百年構想リーグ第11節 大宮 1-2 磐田 NACK]

 J2・J3百年構想リーグは18日、第11節を各地で行い、RB大宮アルディージャとジュビロ磐田が対戦した。大宮が前半のうちに先制点を奪い、磐田が後半に追いついた熱戦は後半アディショナルタイム8分に磐田FW佐藤凌我が決勝点。そのままタイムアップの笛が鳴り、ラストプレー劇的な結末で磐田が勝ち点3を奪った。

 昨季のJ1昇格プレーオフ準決勝で敗れたチーム同士の対決。ホームの大宮は神村学園高出身ルーキーのFW日高元が1トップで先発し、17歳のMF神田泰斗がベンチ入りした。対する磐田も流通経済大柏高出身ルーキーのDF増田大空と法政大在学中の特別指定選手FW小池直矢がベンチ入りした。

 試合は序盤から見応えある攻防が繰り広げられた。まずは前半13分、大宮は右サイドを攻め上がったDF関口凱心が長いレンジのスルーパスを送り込むと、これに日高が反応。GK川島永嗣との1対1で冷静にゴール左隅に流し込んだが、惜しくもオフサイドとなった。

 それでも大宮は前半18分、相手のクリアボールを関口がカットすると、そのまま内側にドリブルで切れ込んで素早くカウンターを開始。斜めのパスからMF泉柊椰が右足を振り抜くと、ミドルシュートがゴール左隅に突き刺さり、先制に成功した。泉はこれで今季8ゴール目。FWルーカス・バルセロス(徳島)に次ぐ得点ランキング単独2位につけた。

 一方の磐田は前半40分、右からのスローインをFWマテウス・ペイショットがうまく収めると、こぼれ球を拾ったFW渡邉りょうのパスからDF松原后が左足一閃。フリーでの一発となったが、惜しくも枠を外れた。さらに磐田は同アディショナルタイム、MF上原力也のCKの二次攻撃からMF川崎一輝がミドルシュートを狙うも、GKトム・グローバーに阻まれた。

 そのまま試合は後半へ。ビハインドの磐田は大宮の攻勢を耐えながら積極的な交代で主導権を手繰り寄せ、まずは同点を狙う。後半25分には上原のクロスからペイショットが惜しいシュートを放った。

 すると後半28分、磐田は19歳MF川合徳孟がペナルティエリア右にパスをつなぎ、これを受けた佐藤が深くえぐってクロスを送ると、これに途中出場MFグスタボ・シルバが反応。ダイレクトでゴールに押し込み、交代選手3人が巧みに絡み合う攻撃で1-1の同点とした。

 試合は最後まで攻め合う展開となり、後半アディショナルタイム6分には磐田DFヤン・ファンデンベルフの左足シュートがクロスバーを叩き、決め切れず。ところが同8分のラストプレーでドラマが待っていた。

 磐田は川島のロングフィードで敵陣に攻め込み、中盤のトランジションを制すると、ファンデンベルフのロングパスにグスタボ・シルバが反応。単独で攻め込んでGKと駆け引きすると、最後はゴール前へのプレゼントパスを佐藤が押し込んだ。そこで試合はタイムアップ。最後の最後に勝ち越した磐田が逆転で勝ち点3を掴んだ。