土壇場で大仕事をやってのけた武藤(右端)。(C)Getty Images

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 執念が実った。

 ヴィッセル神戸は現地4月16日、サウジアラビアで集中開催されているアジア・チャンピオンズリーグエリート(ACLE)ファイナルズの準々決勝で、アル・サッドと対戦。3−3でもつれ込んだPK戦の末にカタールの強豪を撃破し、ベスト4に駒を進めた。

 開始6分で先制された後、24分に大迫勇也が同点弾を挙げるも、61分と65分に失点。2点ビハインドの苦しい展開を強いられるなか、74分に井手口陽介の得点で1点差に詰め寄ると、終了間際の90+3分に武藤嘉紀の劇的ヘッド弾で追いついた。

 歓喜する神戸の選手たち。一方、敵将ロベルト・マンチーニは逃げ切れなかった悔しさのあまり、ペットボトルを蹴り飛ばした。

 勢いは俄然ヴィッセルだ。延長戦を経て突入したPK戦を5−4で制した。
 
 武藤は試合後のインタビューで「暑さもあって足もつっている状態だったけど、何がなんでもこのまま終わるわけにはいかないと思った。最後まで諦めなかった形が最後のゴールを生んだんじゃないかな」と思いを伝えた。

 殊勲の33歳はまた、インスタグラムを更新。熱量たっぷりに「WE NEVER GIVE UP  !!!!!!!!!!!!!!!!!!!! あと2つ!死ぬ気でいきます。またパワーください!! 応援ありがとうございました!!」と綴った。

 この投稿は大きな注目を集めており、解説を務めた林陵平氏が「キーマンに挙げて良かった。流石」とコメントすれば、日本代表の元キャプテン吉田麻也は「What a goal」と感嘆の声を漏らした。

 悲願のアジア制覇まであと2勝。20日に行なわれる準決勝では、アル・アハリ(サウジアラビア)対ジョホール(マレーシア)の勝者と相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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