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歴代クロスカントリーSUVを5台展示

4月10〜12日、千葉市の幕張メッセで開催されている『オートモビルカウンシル2026』。三菱自動車工業(以下、三菱)は『ブランドレガシーから見る過去〜未来の三菱自動車らしさ』をテーマに、5台の懐かしいモデルを展示。

【画像】三菱『パジェロ』復活へ!会場に歴代モデルを展示 全18枚

展示車両は、1953年に米国ウィリス・オーバーランド社との提携によりノックダウン生産された本格4WD車『J11デリバリ・ワゴン』、1973年の第20回東京モーターショーに出品されたコンセプトカー『パジェロI』、1982年に発売された『初代パジェロ』、1991年発売の『2代目パジェロ』、そして1985年のダカール・ラリーで初めて総合優勝した『パジェロ・ラリーカー』。


三菱のブースには歴代パジェロなど、クロスカントリーSUV5台を展示。    山田真人

世界中の道なき道を走り抜け、どこへでも行ける自由を象徴する5台を展示した。

新任の岸浦恵介代表取締役社長兼COOがプレゼン

プレスカンファレンスでは、4月より新任となった岸浦恵介代表取締役社長兼COOがプレゼンテーションを行い、各モデルを紹介した。以下がスピーチの概要となる。

パジェロは初代から、本格的な走破性と乗用車の扱いやすさ、快適性を融合させたクロスカントリーSUVだった。現在主流となっている、乗用車ベースのクロスオーバーSUVとは異なる魅力を持っている。


4月より新任となった岸浦恵介代表取締役社長兼COOがプレゼン。    山田真人

どんな天候でも自信を持って走りきれる走破性、過酷な使用にも耐えうる信頼性、長距離ドライブでも疲れにくい乗り心地と快適性によって、世界中のユーザーに愛用されてきた。

こうした特徴は、世界一過酷なダカール・ラリーで磨き上げられ、また、歴代パジェロのみならず今日の三菱のSUVに引き継がれている。

入社の頃からパジェロは憧れの存在

岸浦社長にとって、パジェロは憧れの存在。岸浦社長が入社した1993年当時は2代目パジェロが大ヒットしており、キャンプ場やスキー場で多くのパジェロを目にした。

当時、岸浦社長はRVRスポーツギアに乗っており、このクルマも走りが良くて気に入ってはいたのだが、スキーに行ったときに先輩のパジェロに乗せてもらうとやはり別格で、雪深いところでも頼もしく自信を持って運転できたという。

また、仕事で世界中に行ったが、南米など道の悪いところではパジェロは乗り心地が良く疲れないと感じ、いつかはパジェロに乗ってみたいと思いつつ今に至った。

ダカール・ラリーで活躍したパジェロにより『四駆の三菱』というイメージも定着。また、チーム三菱ラリーアートの活躍を誇りにも思っている。

三菱では、年内に新型クロスカントリーSUVを発表する予定と明言。準備は順調に進んでいるので、期待して欲しいと語った。

新型クロスカントリーSUVは『パジェロ』を名乗る?

プレゼンのあと、岸浦社長に短時間だが話を伺う機会を得た。

プレゼンでも話されていたように、岸浦社長は今までパジェロを所有したことはなく、すごく後悔しているという。前述のように当時はRVRスポーツギア、それもMTに乗っていて、パジェロのスポーツ(MT)を買いたかったが、予算の都合で叶わなかった。


手前から J11デリバリーワゴン(1953年)、パジェロ I(1973年)。    山田真人

その後は(エボリューションではない)ランサーやグランディスなどにも乗り、最近ではeKクロスEVからアウトランダーPHEVに乗り替えたところだ。

年内に発表予定の新型クロスカントリーSUVが『パジェロ』になるかということに関してはノーコメントだったが、そのクルマが登場したら買いたいというコメントもあり、そのクルマが『パジェロ』と名づけられる可能性はきわめて高いだろう。

三菱にとって本格的なクロスカントリーSUVはブランドの中心になるモデルで、それを出すことで三菱らしさに磨きをかけ、ブランド力を上げていきたいという。

新型クロスカントリーSUVを暗示するヘッドランプ

オートモビルカウンシルの三菱ブース中央には、プレスカンファレンス時はメディア用に椅子が並べられていたが、終了後はクルマが展示できるようなスペースとなった。そして奥のボードには、新型クロスカントリーSUVを暗示するヘッドランプのディテール(と思われる)が描かれていた。

歴代モデルが並ぶ中央のスペース。そこに次回は新型クロスカントリーSUVが展示されるということを暗示しているのか。

三菱が満を持して年内の発売を目指して開発しているという、新型クロスカントリーSUV。その名が『パジェロ』となることを、パジェロ&三菱ファンだけでなく、多くのクルマ好きが願っていることは間違いない。