知的障害あるアスリートがユニファイド・エールランに挑戦 共生社会へスペシャルオリンピックス日本が主催
公益財団法人スペシャルオリンピックス日本は4日、東京都・お台場でチャリティ・ランイベント「ユニファイド・エールラン」を開催した。2017年以来9年ぶり8度目の開催。雨天にもかかわらず、親子ランやキッズラン、リレーユニファイドなどの種目が行われた。
ランナーの参加費が知的障害のある人たちを応援するチャリティとなる「エールラン」。今年の6月5〜7日に都内で開催される「2026年スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・東京」をはじめとする、同法人の活動資金に当てられる。
五輪2大会連続メダリストで、スペシャルオリンピックス日本のユニファイドスポーツ・アンバサダーを務める有森裕子氏は「エールランはいろんな方にスペシャルオリンピックスを知ってもらい、障害のある、なしに関係なくつながりを持ち、共生社会の実現をスポーツで実現することを体現、体感してもらうという趣旨で始めました。9年ぶりに復活できたことは非常に意味のあることですし、共生社会と言ってもまだまだ壁があるので、そういう固定観念を取り払うためにも地道な活動を続けていきたいと思います」と先を見据え、同理事長の平岡拓晃氏は「私も一緒に走ってみて感じたのは、みんなで何かを一緒に進めていくことは凄く大事だと改めて感じました。誰かを応援をする、その応援に対して走りで返す、そういう感情にさせてもらえるのがユニファイド・エールランの成果なのかなと感じています。これだけの人が集まっていただいて、ボランティアの方々にも支えていただき、本当にうれしいですし、感謝しています」と振り返った。
参加者は1000人を超え、パリ五輪男子1万メートル日本代表・太田智樹らトヨタ自動車陸上長距離部も参加。競技中はランナーに対する応援の声が飛び交い、終了後には多くのランナーから笑顔があふれた。
