宮沢りえ、背中の“折り鶴”タトゥーに批判の声 芸能界で猛バッシングを受けたアーティストとは
女優・宮沢りえのタトゥーが物議を醸している。宮沢は、イタリア・ミラノで開催された「ボッテガ・ヴェネタ」の2026-27年秋冬コレクションに登場。背中と胸元と腕があらわな黒いロングドレスを披露したのだが、ファッションメディアがSNSなどで公開した画像から左肩甲骨上部に“折り鶴”のタトゥーがあり、SNS上で批判の声が殺到した。
宮沢の装いは、ドレスの肩ひもが二の腕までずり下がった個性的なデザイン。だが、このデザインが世間には受け入れ難く、そこにタトゥーが相まった影響もあり「品がない」「年齢に不相応なのかだらしなく見える」「海外セレブを真似て入れたんだろうけど、なんか残念」といった否定的なコメントが散見された。
日本では、タトゥーのある客が入浴を拒否される温泉・銭湯施設もいまだに多い。タトゥーに対する社会認識が自己表現の自由と伝統的な価値観の衝突という複雑な様相を呈しており、今日においても完全な受容には至っていない。しかし、若い世代を中心にタトゥーは個性の象徴として肯定的に捉えられる傾向も強まっている。
元アイドルもタトゥーで炎上
そんな逆風にさらされながらも、独自のスタイルを貫きタトゥーを入れる芸能人も少なくはない。昨年7月、元欅坂46の長濱ねるが発売した写真集「長濱ねる」(講談社)で、左胸の脇あたりに小さいハート形のタトゥーらしきものが写り込み炎上したことも記憶に新しい。一部では「清純なイメージを持たれているアイドルは特に炎上しやすい」とも報じられている一方で、論議を巻き起こしたのがシンガーソングライターのあいみょんである。
翌8月、ファッション誌「GINZA」(マガジンハウス)9月号の表紙写真を飾ったあいみょんが、頬づえをついた写真の左腕にタトゥーが写っていた。これにSNS上では、「微妙。後悔先に立たず」「わざわざ見せるからカッコ悪い!」「イケてない」などと物議を醸し、炎上に至った。
さらに、ラジオ番組「広瀬すずの『よはく時間』」(TOKYO FM)の公式インスタグラムでは、番組MCの女優・広瀬すずと、ゲスト出演したあいみょんのツーショット写真が公開され、そこにも半袖Tシャツからチラリしたタトゥーが写り込んでいたため、批判は“火の車”となった。にもかかわらず同月、あいみょんは自身のインスタグラムで腕のタトゥーショットを投稿。“隠す気はない”という明確な意図が感じられたが、強気な姿勢が火に油を注ぐ形となり、あいみょん=タトゥーというレッテルを貼られた。
そんな中、タトゥーが原因で「NHK紅白歌合戦」への出場を除外されたとささやかれたのが音楽ユニット・YOASOBIのコンポーザー・Ayaseである。
Ayaseはこれまでも、自身のインスタグラムでタトゥー姿を投稿しているが、その度に話題となり波紋を広げている。Ayaseは、首や肩、手首まで上半身にびっしりタトゥーを覆い、昔でいうヤクザ顔負けの根性をあらわにしている。
YOASOBIは2020年、2021年、2023年の「紅白」に出場し世界進出を果たすも、2024年3月に出演した日本テレビ系「with MUSIC」以降はメディア出演が激減。2年連続「紅白」に出場していない。
昨年、米・カリフォルニア在住の一般女性がタトゥーへの後悔を赤裸々に語り、大きな話題となった。女性はTikTokで、18歳から入れ始めた無数のタトゥーを母親になってから後悔していると告白し、「もしチャンスとお金があるなら、体にあるすべてのタトゥーを完全に除去したい」と悔やんだ。この動画は、米国のPeople誌にも取り上げられ、再生回数約1000万回を記録。女性は、「本当にタトゥーを入れたいなら、時間をかけてじっくり考えて」とアドバイスを送っている。
タトゥーが、ファッションや自身のアイデンティティーを示す表現方法のひとつであることは間違いない。とはいえ、入れる瞬間は希望に満ちあふれている人がほとんど。立ち止まる余裕があるなら最初から覚悟は決めないだろう。

