「大学に友達がいなくて…」ヤバイTシャツ屋さんの結成は、こやまたくやの″ボヤき″が始まり!?

(左から)ももいろクローバーZの“れに”こと高城れに、ヤバイTシャツ屋さんのもりもりもとさん、しばたありぼぼさん、こやまたくやさん、“かなこ”こと百田夏菜子、番組ナビゲーターの清野茂樹
「ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!」は好奇心を刺激する“知識”と、日曜夕方を彩る“音楽”をあわせ持った家族で楽しめる『知識+音楽のハイブリッドプログラム』。毎週ゲストをお迎えして、より音楽が色濃くなって、家族でドライブに行きたくなるような1時間をお届けいたします。
◆王道が苦手…ヤバTの音楽の作り方
かなこ:3人はどういうきっかけでバンドを組むことになったのですか?
こやま(Gt./Vo.):ずっと、「ヤバイTシャツ屋さん」っていうバンドを組みたいって思っていたんですけど、大学に友達がいなくて。1年経って後輩が入ってきたので、“後輩やったら言うこと聞いてくれるんちゃうかな”って思って。
しばた(Ba./Vo.):まんまと(笑)。
かなこ:どんな感じで声をかけられたのですか?
しばた:始めは、こやまさんがずっと「ヤバイTシャツ屋さんっていうバンドしたいな〜」ってボヤいていて。別に誘ってくるわけでもなく。
かなこ:ちょっと面倒くさいやつだ(笑)。

しばた:そうしたら、ある日声をかけられたので、“叶えてあげよう”と思って組みましたね。
れに:優しい!
もりもと(Dr.):僕もこやまさんに呼ばれて、「ヤバイTシャツ屋さんというバンドをやります」って言われたんです。そのときに「『ネコ飼いたい』という曲を1曲目としてやる」って言われたんですけど、“こういう路線か、イヤだなぁ”と思いましたね(笑)。
かなこ:どっちの路線が良かったんですか?
もりもと:僕が聴いていた音楽は、もっと王道なロックで……ユーモアのある音楽はあまり聴いたことがなかったんですね。あと、僕だけ出身が関西じゃないので、お笑いも疎いですし、恐らく「加入します」って言ってないんですよね。
こやま:もしかしたらまだメンバーじゃないかもしれない(笑)。

れに:『ネコ飼いたい』という楽曲を筆頭に、ユニークな歌詞やMV、グッズが多いじゃないですか。どうやってアイデアを出しているのですか?
こやま:基本的に“照れ屋”なので、王道が苦手なんです。王道をやろうと思っても、何か少しひねりたいというか、人と違うことをしたいんです。僕ら、大阪芸術大学を卒業しているんですけど、“芸大生っぽいひねくれ方”が、ずっと続いている感じですね。
かなこ:まずは、こやまさんが案を出して作っていくのですか?
しばた:そうですね。
かなこ:“この曲、何?”って思うような楽曲もあったりしました?
もりもと:人を傷つけるような言葉だったり、下ネタだったりすると「ダメ」って言うんですけど、昔ほど、こやまさんが尖ってないんですよね。ちょっと守りに入っちゃっている時期もあって、逆に僕らが「もっと攻めていこうよ」って言ったりすることもありました。
こやま:レコーディングのときとかに「最近は小さい子とかも聴いてくれているから、歌詞変えようかな?」って言うと、しばたが「昔のこやまさんだったら(尖った歌詞を)入れていたで」って言われたこともあります。
れに:こやまさんも尖っていた時期があるんですね。

「“人って2秒で泣けるんや”って…」
清野:ここからは、ヤバTのみなさんに「影響を受けたアーティストの楽曲」をご紹介いただきます! まずは、こやまさんからお願いします。
こやま:僕は、マキシマム ザ ホルモンの「ロック番狂わせ」です。中学生のときにギターを始めたんですけど、その頃も、バンドを一緒にやってくれる友達がいなかったので、ずっと1人でコピーをしていまして。この曲は比較的初期の楽曲なんですけど、すごくシンプルで、ギターの練習に持ってこいの曲だったので、ずっと弾いていました。
かなこ:その後、ご本人にお会いしたりもされていますよね。
こやま:そうですね。対バンに誘ってもらったり。ももクロの皆さんも、ホルモンとは仲良しだと思うんですけど……。
れに:お世話になっていますね!
かなこ:氣志團万博でみんな揃うんですよね。
こやま:ホルモンのステージに、ももクロさんが乱入しているのを観ていましたもん。
れに:舞台裏で突然決まったやつね(笑)。
かなこ:「(ステージに)上がっていいよ」って言われて「いいんですか!?」って言ったら、思っていた反応じゃなかったみたいで、「ええっ!? そういう感じ? 嬉しい!」ってなってその場でコラボが決まったんですよ。
こやま:その様子を、腕を組んで観ながら「あのコラボの仕方……ももクロちゃんも大人になったなぁ」って言っていました。
しばた:ずっと言ってた(笑)。
もりもと:どの目線(笑)?

こやま:ホルモンも ももクロさんもずっと好きで、“好き”って言い続けていたらお仕事を一緒にできるようになったりしたから、“好きって言うのは大事だよ”っていうことを伝えていきたいですね。
かなこ:でも、全然目が合わないんだよね(笑)。
こやま:そうなんです。基本的に目が合わないんです。
もりもと:こっちばっか見んといて(笑)!
しばた:メンバーのことしか見ない。せっかくいてはんねんから!
れに:嬉しいね〜!

清野:続いて、しばたさんが影響を受けたアーティストの楽曲を教えてください。
しばた:私は、道重さゆみさんで「ラララのピピピ」です。タイトルは「ラララのピピピ」なんですけど、サビは「ララララのピピピピ」って歌っていて、固定観念を覆してくるところとか。現状に甘えていない歌詞だったりが道重さんっぽくて、“自分ももっと頑張らないと!”って、この曲を聴くといつも思います。
れに:ありぼぼさんといえば、道重さゆみさんですもんね!
かなこ:道重さんにお会いしたことはあるのですか?
しばた:ヤバTのライブに、サプライズで観にきていただいたことがあって、そのときにお会いしましたね。
こやま:楽屋まで挨拶にきてくださって、2秒で泣いていましたからね。
もりもと:崩れ落ちていたね。
しばた:“人って2秒で泣けるんや”って思いました(笑)。
清野:道重さんから影響を受けている部分はどういうところがありますか?
しばた:メンタリティの部分ですね。この曲の歌詞は、つんく♂さんが書いているんですけど、つんく♂さんは、メンバーのことをしっかり見ていましたし、道重さんの現状に甘えない部分を歌詞にしていたので、そういう部分は影響を受けています。
かなこ:道重さんが歌うことによって、よりエネルギーが出ますね。

清野:最後に、もりもとさんが影響を受けたアーティストの楽曲は、どのアーティストの楽曲でしょうか?
もりもと:私は、Guns N' Roses(ガンズ・アンド・ローゼズ)の「Welcome to the Jungle」です! 元々、海外のハードロックが好きで、この曲は「バッドボーイズ・ロックンロール」っていうジャンルなんですけど、とにかくみんな“不良”なんです。自分とは真逆の性格の人たちに勇気をもらっているというか、自分にはできないことをしている人たちなんです。
ヤバTは、どちらかというと不良とは真逆のバンドだと思っていて。でも、自分の芯はこの楽曲にあると思っているので、ずっと髪を伸ばしています!
れに:それでなんだ!
こやま:本来は、邦楽ロックの“アンチ”をやったわけですよ。ヤバイTシャツ屋さんっていうバンドを無理やり組まされて、ドラム叩いて。自分の髪の毛の長さだけで自我を保っているんです(笑)。

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〈番組概要〉
番組名:ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:毎週日曜 16:00〜16:55
パーソナリティ:ももいろクローバーZ、清野茂樹
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/clover/
