来月には一応帰ってくるの夜更けの墓場。嬉々として幽霊画を描く男は何者?/贋 まがいもの(1)才能を持ちながらも、名声に背を向け売れない幽霊画を描き続ける画家・内海馨(うつみかおる)。ろくに食事せず、身なりにも頓着しない彼は、少女・撫子(なでしこ)と杏子(あんず)が住む家に居候。2人の少女からは「得体の知れないおっさん」と煙たがられていた。母親は何ヵ月も帰ってこず働き手は内海だけだが、絵が売れないばか