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0歳のとき、祖父母ほど年の離れた夫婦に里子として迎えられたサチヨさん。里親から惜しみない愛情を注がれながらも、家族の中で自分だけ苗字が違うという事実に疎外感を抱えていました。

そんなある日、実母から突然「一緒に暮らさないか」という電話が入ります。ついに憧れ続けた「本当のお母さん」との生活を手に入れたサチヨさん。しかし、待ち受けていたのは夢に見た理想とはかけ離れた、過酷な現実でした…。

生みの親と育ての親、そして養護施設。本当の居場所を模索しながら自らの手で人生を切り開いていくまでを描く、実話をもとにしたエピソードをお送りします。

※本記事は米田幸代(原案)、いよかん(漫画)著の書籍『私の人生を食べる母』から一部抜粋・編集しました。

ボロボロなアパート


つっかえ棒で閉めとくのよ


適当に座って〜


ひどい家でびっくりした?


私もお掃除頑張るね


喜んでくれてる


よかった…


食器溜まってるから


たくさん家事を頑張ったら


助かるわぁ


お母さんの力になりたい


終わったよー


ごめんなさい


そこの棚にしまったけど…


わからなくなるでしょ


しまい直すね…


廊下の掃除もお願いね


そしたらこれ


これぐらいしかないから


これで落ちるかな…


なかなか汚れは落ちなくて


まだ終わんないの!?


私の日課となった


原案=米田幸代、漫画=いよかん/『私の人生を食べる母』