蕭美琴副総統、パラオ国会で演説 越境犯罪対策で捜査機関の職員派遣を発表/台湾
パラオは中華民国(台湾)と外交関係を持つ太平洋の島国で、蕭副総統は6日から10日までの日程で訪問している。
また、グローバル化が進む中で詐欺やサイバー犯罪、マネーロンダリング(資金洗浄)、薬物密輸などの越境犯罪が脅威になっていると指摘。台湾は信頼できるパートナーとして、法執行分野での協力を深化させ、人々の安全と福祉を守っていくと話した。
蕭副総統の演説後にあいさつしたパラオのウィップス大統領は、2300万人の台湾の人々には国際社会で声を上げる権利があり、国連や関連機関が台湾の参加を排除するのは世界の損失だと言及。台湾から調査局の職員が派遣されることについて、歓迎するとした。
▽ 科学技術とインフラ分野での協力深化 蕭副総統、二つの式典に出席
蕭副総統はこの日、ウィップス大統領と共に台湾製ドローン(無人機)の寄贈式典に出席した。外交部(外務省)が特別チームを結成し、友好国向けに操縦者育成施設を立ち上げる予定だと話した。ドローンは医療物資の輸送や海上での捜索、防災などに活用される予定。
また、エサール州で行われた、台湾の支援で整備した州間道路の完成式典にも参加した。台湾が支援した道路がパラオの陸上交通網の約68%を占めるまでになり、両国の長年の協力の成果だと強調。双方の協力により、2028年までにパラオ最大の島「バベルダオブ島」の主要な州間道路網を完成させたいと期待を寄せた。
(温貴香/編集:田中宏樹)
