初開催する「和田義盛大好き祭り♡」のポスター(柿崎さん提供)

 鎌倉幕府の有力御家人で三浦一族の和田義盛をしのぶイベント「和田義盛大好き祭り♡」が7日、ゆかりの浄楽寺(横須賀市芦名)で初めて開かれる。菩提(ぼだい)寺から位牌(いはい)を移して行う追善供養やトークショー、物販などを通じた“推し活”イベントで、主催者は「ライトな人もマニアの人も大歓迎。みんなで義盛を語り合う場にしたい」と話している。

 義盛は1147年、今の鎌倉市にあったとされる杉本城の城主、杉本義宗の子として生まれた。源頼朝の挙兵に協力し、初代侍所別当に就任。弓の名手として知られ、平家討伐戦や奥州合戦に加わり武勲を挙げて有力御家人となった。頼朝死去後の1213年、執権、北条氏との間で勃発した「和田合戦」に破れ、由比ケ浜で戦死した。

 会場となる浄楽寺は義盛が建立したと伝えられている。当日は、本堂で横須賀出身で歴史家の山城ガールむつみさんや同寺の土川憲弥副住職らによるトークショー、菩提寺の天養院(三浦市)から位牌を移して義盛と妻の追善供養を行う。

 境内では、2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の1シーンを思わせる「しし鍋」や、和田家の家紋が入ったパンなどが販売される。ファンによるアニメの上映や本などのグッズ販売も行われる。

 主催する聖地巡礼に特化した企画立案やイベントプロデュースなどを行う柿崎俊道さんも歴史書「吾妻鏡」で義盛の人間味に触れ“推し”になった一人。「ドラマ終了から3年、ようやく義盛を語る場ができた。初心者からわれこそは詳しいという人まで多くの人に参加してほしい」と話している。

 入場無料。午前9時〜午後3時。詳細は浄楽寺ホームページへ。