栃木強盗殺人、実行役3人は「侵入しやすい場所」探し別々の経路で敷地に侵入か…飼い犬殺した可能性も
栃木県上三川町の民家で親子3人が死傷した強盗殺人事件で、実行役として逮捕された男子高校生4人のうち、3人が被害者宅の敷地に別々の経路で侵入していたことが、捜査関係者への取材で分かった。
県警は敷地が広いため、分かれて侵入しやすい場所を探していた可能性があるとみている。
県警はこれまでに、相模原市と川崎市のいずれも16歳の男子高校生4人と、現場の指示役とされる横浜市港北区小机町、無職竹前海斗(28)、妻の美結(25)両容疑者を強盗殺人容疑で逮捕している。「普通のバイトだと誘われた」と話している少年もいるという。
捜査関係者によると、被害者宅の防犯カメラ映像には、それぞれ別の場所から敷地内に入る少年らの姿が映っていたという。塀には靴がこすれたような跡もあった。被害者宅の飼い犬が死んでいるのも見つかり、少年らがほえられるのを防ぐため殺したとみられる。
一方、竹前容疑者が17日未明に羽田空港の国際線ターミナルで身柄を確保された際、韓国の仁川(インチョン)国際空港に向かう便の搭乗手続き直前だったこともわかった。仁川はハブ空港で、県警は韓国経由で別の国に逃走を図ろうとした可能性が高いとみて調べている。
遺族「私ども家族は、今、どん底にいます」
殺害された富山英子さん(69)の家族が22日、県警を通じてコメントを発表した。「穏やかに過ごしていた私ども家族は、今、どん底にいます。犯人たちのことを許すことは絶対にありません」などと心情をつづった。
