【韓国】若者間で「小分け会」が流行 物価高のあおり受け食費節約の動き、“1ウォン単位”の割り勘まで

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物価高の長期化を受け、韓国の若者たちの間で料理を分け合う「小分け会」を通じた食費節約の動きが広がっている。トッポギ専門店で一緒に注文して各自の容器に分けたり、おかずを自炊して1ウォン単位まで費用を分担したりと、その形も多様化している。

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業界によると、最近の物価高騰を受け、若年層を中心にいわゆる「ヨプドッパッ(トッポギ仲間)」などの小分け会が拡散している。トッポギなどのデリバリー料理を一緒に注文し、各自の容器に小分けして費用を分担する方式だ。これは食費の負担を減らそうとする実用的な消費形態として定着しつつある。

地域密着型コミュニティには今年に入り、「トッポギの小分け・店で食べる会」「トッポギ仲間」「マーラータンを食べる会」などの料理共有グループが相次いで開設されている。紹介文には「食費を節約しつつ、しっかり食べたい人集まれ」「捨てられる食べ物と通帳の残高を救出しよう」といった文言が並んでいる。

こうした流れは、かつての倉庫型スーパーの大容量商品を分け合う「コストコ会」や、親睦中心の「フライドポテト会」とは毛色が異なるとの分析が出ている。中東戦争などによる物価高騰が続き、支出を抑えようとする若年層の実質的な対応策へと発展したという説明だ。

デリバリーの代わりに自炊を選ぶ「N分の1」の動きも広がっている。数人で食材を共同購入し、シェアキッチンなどでおかずを作って分かち合う「おかず会」が代表的で、費用は参加人数に合わせて1ウォン単位まで割り勘にする。

また、週末にまとめて調理して1人前ずつ冷凍保存する「ミールプレップ(作り置き)」もSNSを中心に人気を集めている。ユーチューブやブログには、チャーハン、パスタ、チゲなど、多様なメニューのミールプレップの方法を共有する投稿が相次いでいる。

ミールプレップ(写真=ユーチューブ)

仁荷(インハ)大学消費者学科のイ・ウンヒ教授は、「倉庫型スーパーの小分け会は主婦が中心だったが、料理の小分け会は物価高に食費負担を感じる若者が主役」とし、「若者たちの目的志向で効率性を追求する傾向が見て取れる」と説明した。

(記事提供=時事ジャーナル)