西野亮廣の公式Xより

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お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が製作総指揮・原作・脚本を務める映画「えんとつ町のプぺル~約束の時計台~」が、3月27日から公開された。だが、前編同様の大ヒットは厳しいようだ。

本作は、2020年に公開された「映画 えんとつ町のプぺル」の続編。当時、世界中を震撼(しんかん)させた新型コロナウイルスがまん延し、その最中での公開だったが観客動員数196万人、興行収入27億円を突破する大ヒット。当然のごとく、続編も大きな期待が寄せられていた。

しかし、興行通信社が公開した3月27日~29日の国内映画ランキングによると、初日から3日間で動員数8万8000人、興行収入1億2200万円を記録したものの、初登場5位でランクイン。

発売中の週刊誌「女性自身」(光文社)では、「最終興行収入の目安は、初週の5~10倍あたりがほとんど」といった映画関係者による見解を掲載し、「そのため、前作同様のヒットを記録するためには最低でも初週で3億円ほどの興行収入が目安となるでしょう。今後の後伸び次第ではありますが、前作対比で考えるとやはり苦戦している状況」と分析している。

西野は29日、音声プラットフォーム「Voicy」を更新。初日の動員数が4位だったと明かし、「映画の公開前から、今もですね。怖くて怖くて……まともに寝られてないんですね。寝て20分とか30分とかで。食欲もないんですけど、食べないと倒れちゃうので、強引に詰め込んでいる状態です」と不安を吐露。その一方で「ここからは口コミ戦だと思います。皆様の感想が最も集客につながると思いますので、どうか力を貸してください」と、必死にファンへとすがった。

レビューサイトでは満点多数だが……

そんな中、同誌は「『プぺル』新作をめぐって大手映画レビューサイトでは“奇妙な現象”が起きている」と首をかしげる。前出関係者によれば、「3月31日現在で『プぺル』は、大手レビューサイト『映画.com』で5点満点中『4.5点』を記録。これは、昨年に公開されて大きな話題となった『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』と『国宝』の『4.1点』を優に上回るハイスコアです」と太鼓判を押す。

しかし、「高い評価を得ていること自体は素晴らしいのですが、同作に高評価を付けているユーザーのほとんどが『プぺル』の評価だけを投稿している新規ユーザーばかりなのです。もう一つの大手レビューサイト『Filmarks』でも、『プぺル』以外にはレビュー投稿を全くしていないユーザーによる満点評価が相次いでいます」と疑問を呈した。

さらに、「満点評価している人が新規ユーザーばかりということで、ネット上では“西野さんの熱烈なファンたちによる書き込みでは”などと指摘する声も多く出ているようです。本作の制作費の一部は、事業投資型のクラウドファンディングによって賄われているため、ファンの出資者もやはり映画の成績に気が気でないのかもしれません」との私見を述べている。

この状況にネット上では、「そもそも西野ファン以外見に行かないし、口コミもファンが操作しているくらい察しが付く」「オンラインサロンで儲かっているのに製作費をクラファンしていること自体、詐欺まがい。おそらく口コミも西野の仕業」「そこまで不評だと逆に見てみたくなるけど、西野の影響力がそこまで大きかったことにビックリ」といった冷めた声が散見されている。

また、3月31日のニュースサイト「SmartFLASH」(同)では、「日本最大級のオンラインサロンを主催し、過去には年収8億円とも報道された西野さんは『西野のやってることが怪しいと思っている感覚がヤバい。僕は怪しくない。僕は時代です』と主張していますが、今回のプペル第2作の成否によって、世間からの評価が大きく変化するかも」と、芸能記者が推測。これに同サイトは、「ここから “口コミ大ヒット” の目もないわけではないが……」と巻き返しの低さを強調した。

自画自賛する渾身(こんしん)の続編だが、今回ばかりはファンの力でも及ばぬ結果となりかねないようだ。