【失われたつながり】「何か裏があるんじゃないの?」娘の話に耳を傾けず、伯父を恨み続ける母。とうとう佳奈は我慢ならず…<第7話まんが>【2025年下半期BEST】

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2025年下半期(7月〜12月)に『婦人公論.jp』で大きな反響を得た記事から、今あらためて読み直したい1本をお届けします。(初公開日:2025年12月14日)********大学進学を機に上京して都内で就職した45歳の高木佳奈さん。現在は東京で夫と子どもの家族3人暮らしです。両親は離婚していて、母から「離婚原因が父にあった」と聞いてからは父と距離を置いてきました。しかしある日、父に認知症の疑いがあると伯父から連絡が。親切な伯父一家の力を借りて父の施設探しをすることになり、母に連絡しますが…

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何か裏があるんじゃないの?

前話からの続き。

最終的に、本格的に父が入る施設を探すことを決め、一度自宅へ戻ることにしました。

自分でもネットで探すと伝えたものの、伯父や円香ちゃん(従姉妹)が知り合いを通じて動いてくれることになり、最終的には彼らに頼ることになりそうです。

私は、伯父一家が介護や家の片付けを担ってきた話を母に伝えました。

しかし母は「長男なら当然」と言い切り、苛立ちを隠しません。

あらためて「母の言葉だけでは真実が見えない」と感じはじめていました。

↓↓↓ねぇお母さん…

お母さん、知ってた?

↓↓↓ふーん…

悪い人たちではないんじゃ

私は、母が言っていたことが本当なのか確かめたい気持ちと、伯父たちをずっと恨み続けるのは母自身もしんどいだろうから、少しでもその気持ちをやわらげたい思いで話を聞いていました。

けれど、母の心を変えるのは簡単ではなさそうです。

父の話も、本当ではない部分があるのではないだろうか――。

母の言葉だけを一方的に信じてきた私は、初めてそう思いました。

第8話へ続く