全韓国大学女子がまさかの0−9大敗「中学や高校の試合で見られるスコア」。指揮官は日本との差をどこに感じたか?
全日本大学女子選抜と全韓国大学女子選抜が対戦。開始7分に山田歩美のゴールで先制した日本は、その後も得点を重ねる。15分に加島希夏、47分に高岡澪、56分に城山にこ、61分に山田実来、63分に高岡、81分と85分にオーライリー詩奈が連続得点し、89分に高岡がハットトリックを達成してゴールラッシュを締めくくった。
「日本が強いことは予想していました。我々の不足している部分について、短い時間ではありましたが、練習をしてきました。
選手たちには、冷静に“0−9というスコア”について、ただ落ち込むのではなく、韓国に帰ってから脆弱な部分をさらに練習しなければならないと伝えました。選手たちは(実力差を)直接的に感じたはずです。各自がチームに戻り、努力をしてくれたらと思います」
コ・ムニ監督は「こういうスコアになるかもしれないと考えていました」という。「敗れる可能性もあると思っていました。昨年の選手たちは良かったのですが、その時も点差はありました。今回、出場した選手たちは国際経験が不足しています。流れの中でゴールを許してしまうと、選手たちが苦しむ部分がありました」と振り返る。
では、具体的にどんな部分で日本との差を感じたのか。
「日本はボールコントロールやポゼッション能力などに一体感があるように感じました。インフラも充実していますが、サッカーのスタイルを短期間でも吸収できる組織力を作り上げるのが、はるかに早かったように思います。
一方、我々の選手たちは個々のスタイルがありますが、何か組み合わせるのが困難でした。日本の選手たちを注意深く見ていると、プレーする時に一つの動作だけをするのではなく、二つ目、三つ目の動作まで繋がっているのを何度も見ました。
対照的に、我々は連続性を持つことができませんでした。韓国に帰ったらメンタルトレーニングも必要になるでしょう」
無念の9失点。指揮官は「昔の中学や高校の試合で見られるようなスコア」と落胆する。失点シーンに関して、「多くが個人のミスからです。シュート後のリバウンドによるセカンドボールへの集中力が必要ですが、ある瞬間、それが止まってしまいました」と指摘する。
「日本の選手たちは、スピードが優れているわけではありません。だからドリブルさせるようにしましたが、でも一か所で穴が開くと、それを埋めることができませんでした」
厳しい現実を突きつけられ、「本当に“骨身にしみてこそ”です」と痛感したコ・ムニ監督は、「0−9で負けて、他の指導者たちも何かを感じなければ、やり方を変えようとしないのではないでしょうか。私の恥ずかしいという思いは二の次です」と話した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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