Googleの広告配信サービス「Google AdSense」が、iOSおよびAndroid向けに提供している専用アプリを2019年内に廃止する予定であることが公式ブログ上で発表されました。

Inside AdSense: Upcoming changes to the AdSense mobile experience

https://adsense.googleblog.com/2019/07/intention-to-deprecate-apps.html



Google killing AdSense for Android and iOS this year - 9to5Google

https://9to5google.com/2019/07/15/google-killing-adsense-apps/

Google AdSenseのプロダクトマネージャーを務めるAndrew Gildfind氏によると、Google AdSenseユーザーの約70%がモバイルデバイスからウェブを利用しているそうです。レスポンシブデザインに対応したモバイル向けのウェブサイトや、Googleの提唱する待機時間なしモバイルページを表示可能となる「AMP」、さらにはモバイル用のウェブサイトをアプリと同じように表示する「PWA」など、技術の発展によりモバイル端末によるウェブサーフィンはこれまで以上のスピードで動作するようになっています。

そのため、「ユーザーにとってモバイル端末からGoogle AdSenseをチェックできることはとても重要なことであると理解している」とGoogleは記しています。実際、Google AdSenseユーザーの3分の1以上がモバイル端末からGoogle AdSenseにアクセスしており、そのため、モバイルユーザーのユーザーエクスペリエンスを向上させることはGoogleにとっても重要なことであるそうです。



Googleはアカウントの健全性を維持しながら、ユーザーが優れたコンテンツの作成に集中できるようにすることが重要であり、そのための問題や機会に気づくための役に立つツールとしてGoogle AdSenseが機能することを目指しているとのこと。

その上で既存のGoogle AdSenseアプリを見直した結果、モバイル戦略を見直す必要性に気づいた模様。Googleは「すべてのプラットフォームをサポートする共通のウェブアプリケーションに投資することで、モバイル向けに最適化されたGoogle AdSenseの機能を、現在よりもはるかに素早く提供できるようになるはず」と、Google AdSenseアプリの抜本的な見直しを宣言しています。

それに伴い、Googleは2019年後半にもGoogle AdSenseのモバイルウェブインターフェースの改善を発表し、今後数か月以内にiOSおよびAndroid向けに提供されているGoogle AdSenseアプリが廃止となる予定も明かしました。既存のGoogle AdSenseアプリは2019年内にアプリストア上から削除される予定とのことです。