中村橋之助、能條愛未 挙式・披露宴に各界の関係者ら1000人祝福 「助け合いながら歌舞伎の力に」
歌舞伎俳優の中村橋之助(30)と元乃木坂46で女優の能條愛未(31)が30日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで挙式・披露宴を行い、各界の関係者1000人が祝福した。
神前式の後には報道陣の取材にも応じた。能條は白無垢(むく)姿で登場。「これから成駒屋に入って、一生懸命、頑張っていかないといけないという覚悟が決まりました」と口にした。橋之助は妻の装いを何度も見つめ「奇麗です…」とデレデレ。「歌舞伎役者、歌舞伎役者の妻としては今日からがスタート。これからは橋之助家として2人で頑張っていく。橋之助家の長として僕が先頭を走ることが成駒屋、愛未にとっても大事になってくる」と初心に立ち返った。
黒紋付きの橋之助と、夫が選んだという白地の着物姿の能條が登場すると、会場には温かい拍手があふれた。橋之助の父中村芝翫(60)と母三田寛子(60)は連名で「親といたしましても、この上ない幸せであり、2人にとりましても心強い門出となりました。2人はこの感謝の気持ちを忘れることなく、これより新たな一歩を踏み出してまいります」と祝福した。
能條がお色直しで身に着けた白いドレスは35年前の三田と同じ、ウエディングドレスデザイナー・エマ理永氏によるデザイン。三田からは「世界一輝く花嫁になるのよ」とメッセージを送られたという。3人の息子を育て上げた偉大な義母を能條は「明るくて太陽のような人」と絶賛。「母としても、歌舞伎俳優の妻としても私の憧れでパーフェクト。母のようになれたらうれしい」と今後も目標とし続ける。
三田に支えられ、能條は来月から「女将さん」としてデビューする。「着付けに最初3時間かかったのが、毎日練習して20分くらいで着られるようになりました」と“梨園の妻”として日々成長中。「心がくじけそうになる時もある。優しく温かいお父さんみたいに包んでくれる」と橋之助への信頼は変わらない。橋之助も「助け合いながら成駒屋、歌舞伎の力になりたい」と抱負。これからも手を取り合い、二人三脚で歩んでいく。
≪さまざま試み≫披露宴は「伝統と革新への挑戦」をテーマにさまざまな試みが行われた。ウエディングケーキは35年前に芝翫と三田の式で、ケーキを自作した三田を指導した今田美奈子氏(91)が作製。バラをモチーフにした大きなケーキが会場にそびえ立った。司会はNHKで歌舞伎番組などを担当する古谷敏郎アナ(61)、新婦の乃木坂時代の同期でテレビ朝日の斎藤ちはるアナ(29)、橋之助の小学校時代からの親友の山形テレビ・斉藤佑太アナ(31)の3人が担当。引き出物には成駒屋の家紋「祇園守(ぎおんまもり)」をモチーフにしたお祝い菓子などが配られた。

