<息子は小さな恋人>いくら愛があってもわが子をカレシ扱いするのは違和感…愛情表現としてアリ?

わが子をどのように表現するかは、ママそれぞれの感覚が表れるものです。とくに息子をもつママの間では、「小さな恋人」という言葉を耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。愛情を込めた言い方としてつかわれることもありますが、違和感を覚える人も少なくないようです。今回紹介するのは、「息子は小さな恋人」という表現について疑問を感じたママの投稿です。
『息子を「小さな恋人」と称するのを見ますが、みなさんはこの表現やこう称する人についてどう思いますか? 私は息子がひとりいますが、小さな恋人には見えないし思えない派なのです』
息子はあくまで「子ども」という声
まず寄せられたのは、「息子は恋人ではなく、あくまで子ども」という意見でした。可愛くて大事だけれど、けっして恋人ではないと言います。
『うちの息子、小さいときは色白で可愛くて「ママ、大好き!」と言ってくれる子だったけれど、恋人みたいとは思ったことない。抱っこしてぎゅっとするけれど、子どもは子ども。恋人への感情よりもっと強い愛情だったと思う』
恋人よりも、もっと深くて無条件の愛情だと感じるママもいるようです。また、反抗期を迎え大人になる息子の成長とともに感じ方が変わるという声もありました。
『可愛いなとは思うけれど、あんなに手のかかる恋人は、心底いらない』
『息子3人いるけれど、悪魔な天使と思っていた。恋人ってうそよ』
息子を「怪獣」とたとえるママもいました。可愛い存在ではあっても、恋人とは違うという感覚をママはもつようです。一方で、こんなエピソードも寄せられました。
『残業で遅く帰ってしんどそうにご飯を作っていたら、息子がお米を炊き忘れていることに気づいて「俺やるわ。早炊きでいい?」ってさらっと助けてくれた。旦那にはない優しさに、親として少しキュンとすることはある』
恋人という感覚ではないものの、子どもの優しさに胸が温かくなる瞬間はあるという声です。心からの嬉しいとの思いかもしれません。唯一無二の素敵な思い出になりそうです。
小さな恋人と感じたことがある人も
一方で、実際にそう感じたことがあるというママもいます。
『長男が2歳くらいの頃、ママ大好きっ子で「幸せ、ラブラブな彼氏みたい」と思っていた。あとから世のなかで「小さい彼氏」との表現が嫌われていることを知った』
幼い子どもが全力で甘えてくる姿を見て、思わずそう感じたというママもいるようです。
『幼児期って全身全霊でこちらの愛を求めてくるし、同じ熱量で愛を返してくれるからね』
子どものまっすぐな愛情に、特別な感情を抱くこともあるのかもしれません。しかしなかには、少し極端に感じられるケースを見聞きしたという声もありました。
『ママ友で「お兄ちゃんは私の恋人。娘は可愛くない」と言い切っていた人がいた』
こうした話を聞くと、違和感を覚える人もたしかにいるようです。
表現に違和感を覚える人も
「小さな恋人」という言葉自体に、違和感を覚えるという意見も少なくありませんでした。
『違和感あるよね。旦那が娘のことをそんなふうに言っていたら不安になるし、息子ならなぜいいのかと思う』
男女で受け取り方が変わることへの疑問を感じるママもいます。また、親子の距離感について考えるコメントもありました。
『子どもは大好きだけれど、そういう表現を口にする親を見ると合わないなと思う』
『ママ友が「うちの王子が」って言っていて意識が遠くなったな。王子というより玉子だった』
『息子を恋人という人もいれば、娘を親友という人もいる。子どもとの距離感が近すぎる人なのかもしれない』
親子関係のあり方は家庭ごとに違いますが、言葉の選び方に敏感になる人もいるようです。また旦那さんとうまくいっていないのではとの意見もありました。
愛情表現のひとつという見方も
一方で、そこまで深い意味はないとの意見もありました。
『本当に恋人だと思っているわけではないでしょう。特別な存在の比喩だと思う』
『深い意味はない。愛しいし大切ってこと』
ママたちは宝ものに近いと言います。つまり、「小さな恋人」という言葉は、あくまで愛情を表すたとえとしてつかわれている場合も。言葉選びは人それぞれで、軽い気持ちで口にすることもあるのでしょう。
親子の距離感は人それぞれ
息子を「小さな恋人」と感じるかどうかについて、ママたちの意見は大きくわかれていました。息子を可愛い存在だと感じる気持ちは共通していても、その表現や距離感は人それぞれのようです。親子の関係は家庭ごとに形が違います。大切なのは、子どもをひとりの存在として尊重しながら、心地よい距離感を見つけていくことなのかもしれません。
編集・みやび イラスト・193
