お見送り芸人しんいちが“コンプラ時代の芸人合コン”の内情を暴露。週刊誌は徹底排除、既婚者ノブコブ・吉村は「MCだけしにくる」
◆「一昨日も(コンパ)やってきましたよ」
コンプラの締めつけや週刊誌報道にも負けず「一昨日も(コンパ)やってきましたよ」――そんな調子でニヤりと笑うのが、お見送り芸人しんいちだ。
「店選びの基準で最も重要視してるのは、“週刊誌の記者が来づらい場所”ってことです! 裏口から出入りできて、個室のVIPルームをマストで使ってます。こういうところは本当に高いんですけど、保険であり投資だと思ってます。メンバーは嶋佐(ニューヨーク)とか、東ブクロ(さらば青春の光)さん、5GAPのトモさんあたりが多いですね」
このメンバーチョイスは週刊誌対策だけでなく、女のコへの配慮も含まれている。
「僕らももう若くないんで、おっさんやということはわかってます。だから来てくれる女性が満足してくれるように、普段来られないようなきれいで大人な空間を提供したい。トイレも、めっちゃきれいなんですよ。アメニティなんぼあんねんみたいな(笑)」
◆「コンパ当日にエッチなことをしない」
だが、ここまで用意周到に準備されたコンパの方針は意外なものだった。
「僕らはコンパ当日にエッチなことをしないって決めてるんです。どれだけおもろいことをするかってことで勝負してます。来てくれるコもいろいろなところに顔を出してるパターンが多いんで、『今まで行った飲み会のなかで一番面白かった』って言わせたくて。こっちがそう宣言すると、女のコも過去の飲み会の話をしてくれるんで、いろんな業種の人の裏事情も聞ける(笑)」
もはや合コン熟練芸人たちにとっては、絶好の情報収集の機会であるようだ。
「ウケた時の距離が近いのがうれしくて、“面白さ”もめっちゃ本気。トモさんなんか、小道具持ってきて目の前でネタをやったりするんですよ。頭にすっぽんつけて『さぁ今から輪投げ大会です』とかコールして、それが盛り上がるんです。ネタ見せもやるし、もはや営業に近いかもしれない」
◆「モテたい・持ち帰りたい」という欲求は…
想像以上に本気の笑いを提供しているが、やはり根底に「モテたい・持ち帰りたい」という欲求はないのだろうか。
「どっか遠いところのゴールとして、もちろん見据えてますよ。だけど、女のコ側から聞く他業種の合コンの話がゲスすぎて……。特にスポーツ選手。僕らは初心を大事にしたくて、“罰ゲームで手を握る”くらいの刺激でも興奮できる男でありたいんです」
女性をプラトニックに喜ばせ、手を握るだけで満足――。もう煩悩はないのか。
「この間も東ブクロさんと反省したばっかりなんですけど、20代の頃ってもっとガツガツしてたよな』って。昔だったら、例えば朝7時の飛行機に乗らないといけないとしたら、5時までは頑張ってました。でも一昨日のコンパも、女のコたちは夜中の1時には帰しましたしね。これはあかんなと思うところで、売れてお金を持ってしまったことで、俺たちはダメになっちゃったんじゃないかって」
◆「女性に語られる男に」師匠・吉村崇の教え
自身を「先輩が好きで後輩からの人望は一切ない」と評するしんいち。一番尊敬する先輩は平成ノブシコブシの吉村崇だという。
「吉村さんは結婚されてからコンパに参加できなくなったんですが、『コンパの空気を吸わないと頭がおかしくなる』と言って、MCだけしに来てくれるんです。テレビのMCそのままにみんなを盛り上げて、席替えなんかも絶妙のタイミングで仕切ってくれる。僕らは勉強になるし、『若さを保つための投資』と言って場所代も出してくれてさっと帰っていくんです」
