クルマ買う系YouTuberが新型モデルYを本音評価！ 「モデル3より格上感」EVならではの異次元加速と快適性を両立した走りとは？

クルマ系YouTubeチャンネル「ワンソクTube」が公開した最新動画では、テスラの新型SUV「モデルY（コードネーム：Juniper）」の試乗インプレッション（ドライブフィール編）が紹介されている。今回試乗したのはロングレンジAWDモデルで、自身の愛車であるモデル3（Highland）と比較しながら、その進化や違いをワンソク氏ならではの視点で詳しくレビューしている。

まず、ワンソク氏が走り出してすぐに感じたのは、モデル3を上回る乗り心地の良さである。「走り出してすぐに感じるモデル3よりも格上感！」「モデル3より乗り心地いいな」とコメント。試乗車は標準の19インチタイヤ（オプションで20インチも選択可能）を装着しており、「かなり荒れた路面でも乗り心地は非常に良い！！」と高く評価している。

この快適性は、フロア下に敷き詰められた重いバッテリーの搭載により、良い意味での重厚感ある乗り心地や、ボディ剛性の高さが影響していると分析されている。

静粛性についても「モデル3でも十分静かだが、モデルYではさらに静粛性が高い！！」と驚きを隠せない様子だ。これはフロント、サイド、リア、ルーフにまで遮音性の高いアコースティックガラスが採用されているためであり、EVならではの静かさに加え、ロードノイズや外部の音も効果的に遮断されている。

EVの真骨頂ともいえる加速性能については、「上り坂だろうが踏んだ瞬間にギューンって進むこの加速感！！」と表現。0-100km/h加速4.8秒というスペック通り、踏んだ瞬間からラグなく最大トルクが発生するモーター駆動の爽快感を「異次元」「テスラで山坂道楽しい〜！！」と絶賛している。ステアリングフィールも良好で、「遊びが全然なくて、反力もしっかりあります」と評価している。

操作系では、モデル3（Highland）でボタン式に変更され一部で不評だったウインカーが、新型モデルYではレバー式に“復活”した点を「めでたいこと」「ありがたい変更点」として歓迎。ボタン式はハンドルを切った際に左右を間違える可能性があるという安全面での懸念も指摘し、レバー式の採用を評価している。

また、ほぼすべての操作がセンターディスプレイに集約されているテスラの特徴的なインターフェースや、ブレーキペダルを踏むだけで走行可能になる点、ワンペダル走行の利便性（「ブレーキに踏み変える回数が減るので慣れると楽ちん」）にも言及している。

内装の質感についても高く評価しており、「奇抜さに目が行きがちだが、テスラは内装抜群に良い！！」「内装は1,000万円クラスの車とも張れるくらいの素晴らしい質感！！」と述べている。ドアトリム下部やドアポケット内部にまでソフトパッドや起毛仕上げが施されている点を挙げ、細部へのこだわりを称賛している。

一方で、EV選びの重要な要素として、テスラ独自の充電インフラ「スーパーチャージャー」の優位性にも触れている。「現状のEVはテスラかそれ以外かで分けざるを得ない」「テスラ専用のスーパーチャージャーがとにかく別格すぎる！！」と述べ、一般的な急速充電器（チャデモ）との充電速度の違いを指摘。スーパーチャージャーなら15分で約275km、30分で約400kmの充電が可能である一方、一般的な急速充電器では30分で100km弱というケースもあり、「航続距離と充電時間の心配は少ない」とテスラの利便性を強調している。

新型モデルYは、モデル3から乗り心地や静粛性がさらに向上しており、特にファミリーユースを考えるなら（全幅1,920mmというサイズが許容できれば）、有力な選択肢になると語っている。動画では、EVならではの新しい運転感覚や、テスラが提供する高い走行性能、質感、そして独自の充電インフラといった総合的な魅力を、ワンソク氏の体験を通じて伝えている。