スマホで洗浄時間を管理! ワイヤレス超音波洗浄機「OmiSonic」の実力は本物か

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きびだんご株式会社の「OmiSonic」は、いつでも、どこでも、超音波で洗浄できる。
コロナ禍では、ある意味、夢の超音波洗浄機だ。

■手のひらにおさまる超音波洗浄機
きびだんご株式会社は、海外のスタートアップやクリエイターの日本進出をサポートする企業。クラウドファンディングサイト「Kibidango」で海外プロダクトの支援者を募り、目標金額に達成したら、支援者に海外プロダクトを発送する。

「OmiSonic」は、2020年12月25日の時点で1,290万4,700円と、目標のおよそ5倍の金額を集めた。クラウドファンディングは2020年12月24日で終了となったが、きびだんごのショッピングサイトにて、引き続き取り扱う予定だ。
価格は、2万2,500円(税込)。


OmiSonicは、手のひらにおさまる大きさだ。これなら、出張や旅行でも手軽に持って行ける。


OmiSonicは、顕微鏡レベルの微細な高圧泡を発生させて、汚れをすみずみまで弾き落とすことができる。超音波洗浄機であるため、衣服だけでなく、宝石やブレスレットなどの日用品も洗浄できる。農薬の除去にも対応しているので、食材を洗浄したいときにも使うことができる。

OmiSonicは、内蔵のバッテリーで動作し、完全ワイヤレス対応かつ防水仕様により水の中でも安心安全に使用できる。
また、専用のスマートフォンアプリと接続することにより、洗浄時間の管理や適切な洗剤量の確認なども可能。
手のひらに収まるコンパクトサイズなので、自宅で使用するだけでなく、旅行やキャンプなど、どこにでも持ち運んで使用できる。


OmiSonic、充電器、キャリーケース、ケーブル、化粧箱、説明書。


<製品情報>
製品名:OmiSonic
販売先URL:https://store.kibidango.com/products/omisonic
本体価格:2万2,500円
ケース価格:2,530円
お届け予定時期:5月中旬以降


■かなり綺麗に汚れが落ちる超音波洗浄機OmiSonic
OmiSonicの洗浄力は、どれくらいなのか?

実機をお借りして、洗浄力を試してみた。
新品のマイクロファイバーぞうきんに醤油をたらした後、OmiSonicで洗浄して、汚れの落ち具合を検証した。

汚れたぞうきんを水の中に入れて、洗剤と一緒にOmiSonicを投入する。
OmiSonicを投入した瞬間から稼働音が鳴り、微細な泡が発生する。
きびだんごによれば、顕微鏡レベルに小さな泡であり、この泡が汚れを落としてくれるとのこと。


マイクロファイバーぞうきんに、醤油を浸透させる。



OmiSonicで洗浄している様子。微細な泡が確認できる。この泡で汚れを落とす。


専用のスマートフォンアプリを使用すると、洗浄時間を細かく設定することができる。
また、汚れものと、その量に応じて、スマートフォンアプリが洗剤の量をアドバイスしてくれる。


専用のスマートフォンアプリとの接続は、Bluetoothを使用する。自動認識なので、非常に簡単だ。


洗浄完了までの時間は、30分。稼働音が鳴り止むので、洗浄完了がわかる。
汚れの落ち具合を、新品と比較したところ、かなり綺麗に汚れが落ちている。


左が汚れを洗濯したもの、右が新品。醤油の汚れが綺麗に落ちていることがわかる。


OmiSonicは小型で軽量なので、どこにでも携帯できる、超音波の力で汚れを落とす洗浄機だ。
実際に使用してみると、手洗いでは落ちにくい醤油のシミも落とす高い洗浄力を実感できた。
手を触れずに洗浄できるのも嬉しい。
出張や旅行にも持って行けるので、外出先で洗濯をしたい人には魅力的な商品といえるだろう。

kibidango


ITライフハック 関口哲司