PhotoshopやIllustratorなど、クリエイター向けのソフトウェアを開発するAdobeが、GoogleアシスタントやAlexaなどの音声認識アシスタント向けアプリケーションを構築するためのプラットフォームを提供する「Sayspring」を買収したことを発表しました。

Adobe Bets on Voice with Sayspring Acquisition | Adobe Blog

https://theblog.adobe.com/adobe-bets-on-voice/



Adobe acquires voice interface platform Sayspring | TechCrunch

https://techcrunch.com/2018/04/16/adobe-acquires-voice-interface-platform-sayspring/

Adobe acquires Sayspring voice platform startup to bolster its virtual assistant efforts | 9to5Mac

https://9to5mac.com/2018/04/16/adobe-voice-platform-acquisition/

コーディングの必要なしでGoogleアシスタントやAlexa向けにアプリケーションが構築できる招待制の無料サービス「Sayspring」を、Adobeが買収したと自社のブログ上で発表しました。Adobeは買収金額などについて公表していませんが、Sayspringの開発チームはAdobeに参加することとなるそうです。

Adobeのエグゼクティブバイスプレジデント兼CTOを務めるAbhay Parasn​​is氏は、Sayspringの音声技術の重要性について、「我々はキーボードやマウス、さらにはタッチスクリーンを超えて、よりも自然なもの、つまりは『声』を使って技術と相互作用できるようになることを目指しています。音声技術の進化は早く、Adobeのポートフォリオの不可欠な部分になるはずだと確信しています」と語っています。

Adobeと音声技術の組み合わせにぴんと来ない人もいるかもしれませんが、Adobeは音声認識アシスタントを自社のクリエイティブツールに統合することを目指しており、独自の音声認識アシスタント「Adobe Sensei」を開発しています。これは人工知能(AI)や機械学習、ディープラーニングを用いることで「単調で時間のかかる作業の高速化」「データ分析による新しいビジネス機会の創出」「パーソナライズされた顧客体験の提供」などを可能にすると記されています。

Adobe Sensei | AI(人工知能)および機械学習の統合



また、Adobe Senseiは既にAdobeの一部製品に組み込まれており、以下のムービーのように例えば写真編集からSNSへの投稿までを声だけで実行することも可能です。

What If You Had An Intelligent Assistant for Photo Editing? - YouTube