若隆景(左)が押し出しで琴栄峰を下す=両国国技館真夏のような暑さから一転、今場所の最終盤は肌寒さが続く。不安定な天候もどこ吹く風。若隆景の心技体には一切の狂いがない。支度部屋では入念な準備運動を重ね、緊迫感を漂わせた。琴栄峰との3敗対決に完勝。「下から速い相撲を取れた」との言葉にもぶれがない。霧島とついに首位で並んでも、表情は変わらなかった。経験の差を見せつけた。9歳下で22歳の新鋭の左張り手に