序盤で大量得点を挙げた日本代表だったが、その後は主導権を奪われる展開に(5日、東京・国立競技場、撮影:フォート・キシモト)

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9日放送、テレビ朝日「やべっちF.C.」では、「FIFAワールドカップまで3ヶ月 名波浩の提言」と題し、サッカー解説者・名波浩氏が5日の「キリンチャレンジカップ2014」日本代表−ニュージーランド代表戦を振り返った。

前半こそ岡崎慎司、香川真司、森重真人のゴールで大量4点を奪うも、試合中盤以降、ニュージーランド代表に2点を献上した日本代表。この一戦を「50点」とした名波氏は「代表メンバー発表前の最後のゲームということでモチベーションは高かったと思うんですけど、守備が疎かだったなと。攻撃陣は最初の20分ははまったんですけど、それ以降はニュージーランドにおされるシーンが多かった」と続けた。

すると、名波氏は「例えば、昨年のヨーロッパ遠征でのオランダ戦ですよね。相手の攻撃を寸断するような囲み、非常にスムーズな守備から、いい攻撃に繋げるわけですよね。密集から分散する、この作業が非常にスムーズだったのがヨーロッパ遠征でした」と話し、昨年11月に行われたオランダ代表戦(2-2/引き分け)を引き合いに出した。

「今回は継続性って書いたんですけど、結局連続的にいけない。一つのボールプレスに行こうとしたが、スピードがまず上がらない。背後の意識もない。バランスもよくない。スペースを与えて簡単に前を向かれてしまう」と指摘し、「いい攻撃っていうのは、いい守備からっていうのを積み上げてきた今の日本だと思うので、結果として出すことができなかったゲーム」と総括した。