「もし一喝が必要だったなら…」W杯優勝目ざすフランスがまさかの逆転負け。デシャン監督は動じず「私は苛立っていない」

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 北中米ワールドカップ開幕を目前に控えるフランス代表が、まさかの黒星を喫した。

 2大会ぶりのW杯制覇を目ざすフランスは現地6月4日、国際親善試合でコートジボワール代表とホームで対戦。立ち上がりから主導権を握ると、45分にラヤン・シェルキが先制ゴールを奪う。しかし後半に2失点を許し、1−2で逆転負けとなった。

 試合後、フランスメディア『France 24』によると、ディディエ・デシャン監督は敗戦を冷静に受け止めながらも、チームにとって有意義な結果だったと強調した。

 指揮官は「我々のプレーが素晴らしいとは思わなかったし、ひどいとも思わないが、もし一喝が必要だったとしたら、チームはそれを受けたと思う」とコメント。さらに、「前半はうまくコントロールできたが、後半は我々にとって厳しい展開となった。6月16日のセネガル戦でも同様の難題に直面することになるだろう」と、本大会初戦を見据えた。
 
 また、「これは親善試合であり、10人の選手を交代させたことも良くなかった。しかし今夜は全員にチャンスを与えることが重要だった。私は苛立ってはいないし、仮に勝っていたとしても有頂天にはなっていなかっただろう」と語り、結果に過度な意味を持たせない姿勢を示した。

 さらに、「選手たちは真剣に取り組んでいたし、敗戦は決して喜ばしいものではないが、対戦相手はフランス代表と対戦する際、特にアフリカのチームは最大限のモチベーションを持ってくるものだ」と分析している。

 一方で、指揮官が収穫として挙げたのが先制点を決めたシェルキだ。代表6試合目で2ゴール目をマークした22歳の若きアタッカーについて、「ラヤンは多くの優れた資質を備えており、ほかの攻撃陣とも良好な連係を見せていた。全員が出場可能になれば、攻撃陣には多くの選択肢があるだろう」と高く評価した。

 本大会直前のテストマッチで苦杯をなめたフランス。しかしデシャン監督は、この敗戦をチームへの“警鐘”として前向きに捉えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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