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27歳のとき病気で視力を失った小暮愛子さん(47)。目が見えていたころ最後に観た映画が「ハリー・ポッター」でした。今回、その続編となる舞台を盲導犬リンダと鑑賞。視覚に障害がある方も魔法の世界に分かりやすくガイドする新たな取り組みをnews23喜入友浩キャスターが取材しました。

【写真で見る】盲導犬ユーザーが舞台「ハリー・ポッター」を鑑賞 特別な取り組みとは

失明前に観た映画「ハリー・ポッター」 その続きを舞台で

とある舞台を鑑賞するため、赤坂にやってきた小暮愛子さん(47)と盲導犬のリンダ(3)。

小暮愛子さん
「目がまだ見えていたころに、最後に観た映画が『ハリー・ポッター』だった」

27歳の時、病気で視力を失った小暮さん。大好きだった「ハリー・ポッター」シリーズは、小説の朗読を聞き、物語を追いかけてきました。

小暮さん
「(主人公)ハリーの成長が、一巻一巻大きくなっていく様子が分かる。キャラクターもみんな個性があって魅力的」

そんな思い入れのある作品の続編が今回の舞台。

ただ、「舞台で何しているのかなとか、想像できないことが多いんじゃないかな」とも話す小暮さん。

失明してからは、一度も舞台に足を運んだことがないといいます。

20年ぶりの“特別な”舞台「置いて行かれず楽しかった」

この日は、盲導犬ユーザー7組が鑑賞するため、特別な取り組みが行われました。

舞台で使用される小道具などに触れる機会が設けられ、状況を説明してくれる音声ガイドも装着。(※一部公演のみ)

盲導犬のリンダにとっては初めての舞台鑑賞です。

舞台では、小暮さんが最後に観た映画の“その後”が描かれています。

音声ガイドから聞こえてくるのは...

「ハーマイオニーが杖を振り、群衆の動きを止める」
「魔法を解く」

動きと音声のタイミングは、手動で合わせているそうです。

約3時間40分の公演。20年ぶりに舞台を鑑賞した感想は?

小暮さん
「すごく良かったです。情報量がすごく多かったから、一個も置いて行かれず楽しかった。好きなキャラクターがいっぱい出てきて、『あ、そうそう』って懐かしかった。帰ったらまた本を読もうと思いました」

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』
・音声ガイド付き公演は今年8月実施
・舞台手話通訳付き公演は今年9月実施