あす28日から始まる新たな防災気象情報のポイントは? 身を守るために理解して活用を 秋田
大雨の時などに身を守るための情報についてお伝えします。
県内では去年まで4年連続で大雨による河川の氾濫や浸水、それに土砂災害の被害が発生しています。
毎年のように降る記録的な大雨。
死亡した人が出た年もありました。
秋田を含む東北北部の梅雨入りは平年だと6月15日ごろです。
今年もまもなく本格的な雨の季節がやってきます。
これに先立ち、災害から身を守るために活用できる防災気象情報が変わります。
■「レベル」に応じて対応の検討を
新たな防災気象情報の発表は28日午後に始まります。
大きく変わった点は、情報に「レベル」がつけられることです。
ご覧の4種類の災害に、レベルの数字と情報がセットになって、発表されます。
そしてこれまでと同様にどれくらい危険が迫っているかに応じて色分けがされています。
5段階のうち最も高いレベル5は黒の特別警報です。
市町村が災害時に出す避難情報の最も高い警戒レベルの「緊急安全確保」に相当します。
すでに氾濫や土砂災害が発生し命に危険が迫っているおそれがある状況です。
自宅にいる場合はより高い階に逃げる、いわゆる垂直避難を行うなどして少しでも安全なところに移動しましょう。
気象庁はここにいたる前の段階、つまりレベル4までに危険が迫りうる場所から全員が逃げるよう呼びかけます。
災害が発生してもおかしくない状況を知らせるために「レベル4危険警報」という名称が新たに設けられました。
これは市町村が発表する避難指示に相当するレベルです。
「レベル3警報」は高齢者など避難に時間がかかる人に早めに逃げるよう呼びかけるものです。
「レベル2注意報」はどんな危険が想定されてどのように避難するかなどを確認する段階で、「レベル1早期注意情報」は今後の防災気象情報への注意を促すものです。
こうしたレベルに応じて対応を検討してください。
■大きな河川対象に「河川氾濫」の情報が
そして河川の氾濫については危険度の伝え方が変わります。
河川の氾濫についてはこれまでの洪水警報・注意報はなくなり、新たに雄物川や米代川といった大きな河川を対象にした「河川氾濫」の情報が設けられます。
そのほかの河川での氾濫の危険や低い土地への浸水の危険については「大雨」に関する情報で呼びかけられるようになります。
それぞれの危険度は気象庁のホームページ「キキクル」で見られますので、災害が起きる前に確認しておいてください。
このほか台風が近づいて海面が高くなる「高潮」への警戒や注意を呼びかける情報もあります。
■テレビ画面でのこれからの伝え方
こうした情報を秋田放送がテレビでお伝える際はこのような画面を表示します。
暴風や大雪、波浪などすぐにどこかへ避難することを促すものではない警報や注意報には、もともとレベルの表記は設けられていません。
レベル表記が設けられた4種類の防災気象情報も見やすくするために、2以下は示していません。
ご覧の画面の場合は秋田中央地域にレベル5の土砂災害特別警報と高潮特別警報が。
レベル4の大雨危険警報が沿岸の各地域に発表されていることを示しています。
レベル3の大雨警報と土砂災害警報が出されているのは北秋鹿角地域です。
色分けやレベルの表記も避難判断の参考にしてください。
新たな情報をよく理解して、いざというときに活用して命を守る行動をとれるようにしましょう。
ABSラジオでは28日にかけて防災特集番組を放送しています。
すでに放送した分もスマートフォンアプリのradikoのタイムフリー機能で聴き直すことができますのでぜひお聴きください。
※ABSラジオの防災特集番組をradikoで聴くにはこちら
https://radiko.jp/share/?sid=ABS&t=20260527090010
※5月27日午後6時15分のABS news every.でお伝えします