「チャットGPT」手がけるオープンAI、上場申請へ…企業価値「135兆円」評価も巨額投資による赤字経営が課題
【ニューヨーク=木瀬武】米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは20日、対話型AI(人工知能)サービス「チャットGPT」を手がける米オープンAIが、今週にも米証券取引委員会(SEC)に新規株式公開(IPO)を申請する方針だと報じた。
イーロン・マスク氏が率い、4月に上場申請した宇宙企業スペースXに並ぶ大型IPOとなる見通しだ。
関係者の話として伝えた。報道によると、米金融大手ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーなどと申請の準備を進めている。早ければ22日にも詳細を非公開にした形で手続きを開始し、最短で9月の上場を視野に入れているという。
オープンAIには米マイクロソフトやソフトバンクグループなどが出資し、3月末に新たな資金調達を完了した時点で企業価値は8520億ドル(約135兆円)と評価された。スペースXは、6月に米ナスダック市場に上場する見込みだ。
ただ、オープンAIはデータセンターなどへの巨額の投資で赤字経営が続いている。市場では投資に見合った収益を得られるのか疑問視する見方もあり、投資家の支持をどこまで得られるのかが注目される。
