神奈川県、衛星データ活用プロジェクトを募集 県内の宇宙ビジネス創出を支援
神奈川県は2026年5月8日、衛星データを用いた新たなビジネスモデルの創出を目指す県内企業などのプロジェクト募集を開始したと発表しました。
神奈川県は、人工衛星の研究開発・製造・量産などに関わる拠点が県内に集積していることを強みとして、宇宙関連産業の振興に取り組んでいます。今回の「衛星データ利活用プロジェクト支援事業」もその一環で、衛星データを活用した新たな事業の創出や、県内における宇宙関連産業エコシステムの構築を後押しするものです。
最大8件を採択、上限1000万円を支援
募集要項では、衛星データを活用して社会課題の解決または市場ニーズへの対応を図ること、原則として1年以内に事業化の方向性を見出し、実証実験や試行導入、顧客ヒアリング結果など一定の成果を得られる計画を有することなどが要件として挙げられています。プロジェクトを統括する者は、県内企業などである必要があります。
採択予定件数は最大8件程度で、このうち衛星データの解析などにAIを活用するものを1件以上、県政課題の解決に資するものを2件以上採択する予定です。支援上限額は1プロジェクトあたり1000万円(税込)です。
支援内容には、プロジェクト実施にかかる費用の一部支援のほか、専門家による課題解決、知的財産権などの確保、実用化に向けた戦略に関する助言、伴走支援などが含まれます。
募集期間は6月5日まで
募集期間は2026年5月8日から6月5日17時まで。企画提案書の提出に先立ち、5月29日17時までに参加意思表明を提出する必要があります。支援期間は、採択者との覚書締結日から2027年2月28日までとされています。
衛星データは、防災、農業、インフラ管理、環境監視、物流、都市計画など幅広い分野での活用が期待されています。神奈川県が宇宙ビジネスの事業化支援を継続することで、県内企業による衛星データ利用の広がりにもつながりそうです。
文・編集/sorae編集部
参考文献・出典神奈川県 - 衛星データ利活用プロジェクト支援事業PR TIMES - 衛星データを用いた新たなビジネスモデルの創出を支援します!
