使用済み下着を売って年収100万円! 月3時間の稼働で家計を支える”専業主婦の秘密のバイト”告白
「専業主婦のお小遣い、月いくらですか?」
物価は上がり続けるのに、生活費は増えない。夫の収入だけでは回らない家庭も少なくない今、“誰にも言えない副収入”を持つ主婦たちがいる。
稼働時間はわずか3時間。それで5万円を手にする、ある女性の“秘密のアルバイト”とは--。
下着売りの主婦
東京都在住の悠美さん(40歳・仮名)は旦那に言えない年間100万円ほどの収入がある。この“秘密アルバイト”は「稼働時間は長くて月3時間、手渡しだから足がつかない」んだとか。詳しく話を聞かせてもらうと「下着売ってるんですぅ」と白い歯を見せた。
「動画付きの使用済み下着を売っています。昔で言うブルセラですね。固定のお客様がいて、月に1回か2ヵ月に1回ペースで売っています」
使用済みの下着はブラジャーとショーツのセットで1万円。追加料金を払ってくれれば着用写真や動画をつけることもあるそうだ。
「私はCカップなのでセールだと上下1980円くらいで買えます。上がりは純粋に8000円。というか下着は消耗品だから、それがおカネに変わるっていうのは最高ですよね。おまけでヒートテックや靴下、ストッキングをつけることがありますが、これはおカネは取りません。サービスって感じ」
当初、下着を買ってくれる固定客は1人だった。知り合ったのは20年以上前だという。
「大学生の頃、ホスト狂いだった私は常に金欠で、出会いサイトの掲示板で援助交際をしてくれる人を探していたんです。今でいう“大人ありのパパ活” ですね。女子大生であることと容姿を文面で説明して『ホ別3』と書き込んでいたと思います」
「ホ別3」 とは「ホテル代とは別に3万円」という意味の隠語だ。この書き込みに反応したのが悠美さんから定期的に下着を買っている顧客・Aさんだった。
「Aさんは『援助ではなく、下着を売ってくれませんか? 1セット1万円で買いたいです』というメッセージをくれました。いらない下着が溜まっていた私はソッコーで快諾。ゴミがおカネに変わるなんて最高じゃないですか!」
二人は掲示板内でやり取りし、実際に八王子の駅近くのカラオケボックスで会うことになった。
「怖い気持ちは全然ありませんでした。もともと援助交際をしていたので、そういう流れになってもおカネもらえたらいいかなぁって思っていたぐらいで。Aさんは私の5歳ぐらい上で結婚指輪もしていて。イケメンか不細工かで言ったら、イケメンの部類に入るかな。“何でこんな普通の人が下着なんて買うんだろう?” と疑問に思ったほどです」
初めて会ったときは下着7セットを売って即金で7万円をゲット。「下着を脱ぐところを見せてくれたらプラス1万円」というオファーに応じ、合計8万円を手にした。
「履いていた下着を脱いでまた履いて……間抜けな感じでしたが(笑)、これで1万プラスは全然アリでした。SEXなしでこんなもらっていいの? って感じ。『この人を逃がしたくない!』と思って、メールアドレスと電話番号を教えました。それから20年、関係が続いているんです」
動画30秒で1万円
年末年始にはきちんとした挨拶のLINEが届き、毎月5日前後に「今月はどうですか?」というおうかがいの電話がくる。
結婚したことや妊娠したことを告げても「おめでとうございます。今後もよろしくお願いします」と下着の販売依頼は続いた。
「だいたい2ヵ月に1回ペースで我が家の最寄りの駅の構内や、私の車の中で取引しています。旦那は『働かないで子育てしろ!』というタイプなのに安月給だから、彼の稼ぎだけでは純粋に毎月マイナス。Aさんには本当に助けられています。旦那は気づいていませんが、Aさんのおかげで我が家は成り立っているんです」
妊娠してマタニティものの下着しかなくて困っていると、Aさんはこう打診してきた。「もしお友達で下着を売りたい方がいれば、教えてください」と。
「授乳ブラとか、妊婦用の大きなショーツは『7000円でいいですか』と初めて値切られましたけど、それでもAさんは買い続けてくれました。友達を紹介したら一人につき紹介料を1万円くれて、その子が1セット売るごとに私に2000円入る約束をしてくれました」
ただ、誰でもいいわけではなく、「私が細身のCカップだからか、『巨乳と普通体型のFカップ前後の方がいいです』とリクエストされました」という。
「主婦仲間に話したらみんな『やりたい!』って。条件は“最低1回はAさんに手渡しすること”と“1度の取引での買い取りは5つまで”くらい。ママ友はおカネに困っている子が多いから、本当に喜んでくれましたね」
そんなにしょっちゅう下着を買い替えて旦那に不審に思われないのだろうか。
「やっすい下着なので気にもしてないですね。ブランドものの高級下着ならまた違うんでしょうけど。ただ、最近は友人の仲介料と動画手当で稼ぐようにしてはいますね」
マスクをつけて着用下着の脱衣動画、普段の着替え動画、たまにおしっこをする動画を撮影。それぞれ1つにつき5000円から1万円もらっているそうだ。動画は基本的にマスク着用だが、買い取り後の用途については「ぶっちゃけ、わからない」とうつむいた。
「毎回、数十着も下着を買い取ってどうしているんだろう? というのはずっと気になっていて、聞いたことがあるんです。Aさんは動揺することもなく『自分で楽しんでいますよ』と。保管用のアパートを借りているようです。
最悪、転売されていてもいいのですが、問題は動画ですよね。私もママ友も“なんとなく大丈夫そう” と信用して動画を売っていますが、たまに細かく指示があるときもあって“やっぱりどこかで販売しているのかも”という不安はゼロではないです。
家族がいるから警察にも相談できないし、もうAさんを信用するしかないですよね。このおカネがなくなったら、消費者金融のお世話になる未来しか見えません。旦那は絶対に働かせてくれないし、お給料が足りないなんて言ったら彼のプライド的にマズいから」
今後もしばらく、ハイリスク・ハイリターンなこの秘密のアルバイトを継続していくそうだ。
撮影・文:吉沢さりぃ

