イングランドの守備陣を手玉にとった中村。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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 森保一監督が率いる日本代表は3月31日、強豪イングランド代表とウェンブリーで対戦。23分に三笘薫のゴールで奪った1点を守り切り、1−0で歴史的勝利を飾った。

 その試合を取材していたサッカーダイジェスト・ヨーロッパのスティーブ・マッケンジー記者は、三笘のゴールをアシストするなど左ウイングバックでイングランドを翻弄した中村敬斗を高く評価。「キレがあって、良いプレーをしていた」と称賛した。

「彼はリーグ・ドウ(フランス2部)の選手だよ?」と伝えると、「えっ? 彼は2部でプレーしているのか」と驚いた様子を見せた。

「もちろんチームにもよるけど、2部だと1部のように戦術に縛られず、選手たちがやりたいようにやれることもある。そこで個の能力を磨いているのかもしれないね」
 
「彼はプレミアリーグで通用すると思う?」と尋ねると、「1試合見ただけだからね」と前置きしつつ、こう答えた。

「プレミアリーグに来た日本人は、なんだかんだで生き残る術を見つけている選手が少なくない。彼もそうなるかもしれない。ウェストハムぐらいのレベルのチームならプレーできる可能性はあるかもしれない」

 1試合だけで評価ががらりと変わるのがサッカー界の常だ。イングランド戦のプレーを見て、中村に関心を持つプレミアのクラブは間違いなくあるだろう。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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